節約単身引っ越しレポート2
前回記事 節約単身引っ越しレポート1の続きです。
◆まずはネットで調べてみた
どんな条件が安くなるのかや業者の口コミをネットで調べました。
その時真っ先に目にするのが、お役立ち情報をまとめてくれているまとめサイト。
とても役に立つ情報が載っています。
ただ、注意が必要だと思ったのは、役に立つ情報を載せているサイトは軒並み料金を下げるワザとして
費用を安くしたければネットで一括見積もりを取りましょう
という決まり文句と一括見積もりのリンクが必ずと言っていいほど載っています。
一括見積もりが有利な理由は
「一括見積もりでは他社競合がいることを全ての企業に知らせることになるので、相見積もりになり値段を下げざるを得ない」
「一度の入力で手間なく見積もりできて、相見積もりで安くされた料金から効率よく業者を選べる」という理由のようです。
「安く引っ越しするにはこの方法しかないのではないか…」と錯覚するほど多数のサイトで推奨されています。
個人的な感想ですが、ネットでの一括見積もりは私はおすすめしません。
ネットの一括見積もりを利用するには氏名、詳細な住所(番地や物件名)、電話番号、メールアドレス、住居の間取り、詳細な家財内容、等、実際に引っ越しをお願いする企業以外には伝える必要のない個人情報を数多の企業に不必要に送らなければならない。
しかし実際に電話で見積もりをお願いした業者にさえ、転居先の番地やメールアドレスを教える必要などありませんでした。
また、実際に価格交渉をお願いする企業の数は結局限られます。なぜなら多くの場合、値段交渉は訪問見積もり時に「人と人で」行うからです。
仮に100社に情報を送信したとしても、時間と都合の関係上 実際に訪問を頼んで交渉するのは両手の指でも足りない程度の数社に絞られます。不必要に多く取っても価格は劇的には下がりません。
※あくまで個人の引っ越し体験に基づく感想です
ではなぜ、ネットの一括見積もりがすさまじい数のサイトで推奨されるのかといえば、その情報を見た人がオススメリンクから情報を入力して送信するとサイト運営者に「個人情報ありがとう」の報酬が入るからでしょう。と邪推。
今回見積もりを取ってくれた とある企業の営業さんは2000社程度引っ越し業者が存在していると言ってましたが、
送信先がコンプライアンスがちゃんとしてる会社だけだとは限りません。不特定多数の企業に情報を送信する際は「入力した個人情報は漏れる」と考えて送るべきかと思います。
それと、一括見積もりは「安くしたい」という気持ちから行う人がほとんどだと思いますが、運営者に入る「顧客の詳細な個人情報ありがとう」の報酬の出所ってどこなんでしょうね。
私は、顧客が支払う引っ越し料金から払われるんじゃないかなあと思うんですよね。
すなわち、引っ越し料金にマージン分が上乗せされる形になるんじゃないかと。
いえあくまで素人の推測で真偽はわかりませんけど、いずれにせよ、安くしたいならマージンがかかりそうな方法で業者を探すのは避けた方が無難じゃないかと思うわけです。
◆電話見積もりを取ってみた
引っ越し料金には一律基準となる料金設定がないので、相場は自ら調べるしかない。
まずはおおよその相場を知りたい、ということでいきなり訪問見積もりをお願いするのではなく電話で問い合わせてみることに。
持っていく家財を紙に書き出し、幅・高さ・奥行きを測って準備OK。
転居先の住所も手元に用意。
どきどきしながらA社とB社に電話見積もりを取りました。
A社とB社へ伝えた家財内容・荷物量はまったく同じです。
【A社】
まったくオペレート慣れしてないお兄さんが出ました。
「早速ですが今日家に行ってもいいですか?」と言われたところまずは訪問ではなく電話見積もりを、とお願いすると、
「めんどくせえなあコイツ」と思われたらしく少し投げやりに「実際にお荷物を見ないと正確な料金は出ませんが、いいですか?お宅にうかがわせていただかないと…。」としぶしぶ電話見積もりを取ってもらうことに。
家財の内容は単身の標準的な荷物量だと思うんですが、その後も「そんなに荷物があるなら訪問させてもらわないと…」と何かしら理由をつけてどうにか訪問の約束を取り付けたいようでした。ま、冷やかしも多いんだろうね。
現住所と引っ越し先の住所(番地などは聞かれず)、引っ越しの希望日程を伝え、
控えておいた荷物量とサイズを伝えると、「調べて折り返しますね。」と言われ待つことしばし。
待つことしばし。
10分くらいかなぁと思ってたら折り返し電話が来るまで50分くらいかかりました。
えっ…そんなに時間かかるもんなの?
で、折り返し電話では「大体ですが28万円前後になると思います」とのこと。
引っ越しの相場とかあんまり知らないんですがあまりの高額さに思わず絶句してしまったのが電話口からも伝わったのか、
お兄さんが「実際に訪問させていただければ、正確な金額で見積もり出せますので…」「お宅には洗濯機がありますので、作業員を4人(搬出2人、搬入2人)で計算してますから…」とフォローいただいたのだが、ここは丁重にお礼を言って切りました。
28万、もう家財を全部処分して全て新品に買い替えた方が安いんじゃないでしょうか。
思い出の品物とかは宅配便で送ってさ…
後で調べたところでは引っ越しを請けたくない面倒な客や「冷やかし」には”お断り見積もり”といって高額な見積もりを出すことが通例なのだそうで、「電話見積もりを依頼するような面倒な客だから断られた…?」「問い合わせただけで値引き交渉とかもしてないのに…?」「冷やかしだと思われた?」と首をひねるはめに。こちとら冷やかしじゃなく本気じゃ!
それとも「お断り見積もりではない、まっとうな金額」なのだろうか?
まあ高いなら高い、断られたなら断られたで仕方ない。次だ。
【B社】
こちらも電話にはお兄さんが出て氏名、住所、転居先(やはり番地は不要)の基本情報を伝える。
B社さんは「他の会社さんには見積もり取ってますか?」と競合の存在を確認してきました。ほほう…。
「何社さんかに聞いてみる予定です」と回答。
やはりB社さんも訪問見積もりを提案されたのですが、ここはやはり仕事が忙しくて時間がなかったのと、相場を知りたいということで電話見積もりを希望。
A社に伝えたものと全く同じ内容で見積もりを取りました。
B社のお兄さんからは電話見積もりと伝えても「コイツ、めんどくせえな…」的な雰囲気は感じず、「わかりました!調べて折り返しますね!」快く電話見積もりに応じてもらい、折り返し電話も15分くらいでお返事をもらいました。A社で50分待ったので15分で返事が来て「はっや」と思いました。
B社の金額は14万円でした。
同じ内容を伝えたのだが、ちょうどA社の半額。
(ちなみに競合の存在は伝えましたが、どこの会社にいくらの見積もりをもらったかはB社には伝えてません)
当初の予定ではおおよその相場を把握するために他数社に見積もりを取ろうと思っていたが、2社で「埒があかんな」と感じ、訪問見積もりに切り替えることに。
◆訪問見積もりをお願いしてみた
節約引っ越しの一番のキモ、サラッと書いてしまいますが交渉とかではなくて「訪問見積もり前に荷物をまとめて片付けること」だと思います。ダンボールがあるなら順次詰めてしまってもいい。
訪問見積もりを依頼する際はお部屋の片づけが必至。
荷物が正確に把握できるくらいまとまってると、お得な料金で見積もりしてもらえると思います。
訪問に来る営業さんにも「トラブルの少なそうな良い客」だと思ってもらえます。
電話をかけてみたものの訪問してもらえなかった会社が2社あるのですが、それぞれ、「エリア対応外」(遠距離引っ越しなので)、「希望した日の見積もり予約がいっぱい」(他の日になんとか…、とオペレーターのおばちゃんに頼みこまれるも日程が合わず断るはめに)、という理由でした。
その2社を除きA~D社に訪問見積もりを依頼し、実際に訪問見積もりに来てもらったのはB、C、D社の3社です。
A社を除外した理由…。
一応、電話見積もりの時にしきりに「訪問させてもらわないと正確に金額は出ません」と言ってたA社ですので、大手だったのもありA社にも訪問見積もりをお願いしたのだが…。
訪問希望日を聞かれ、電話した日から2日後の午後を希望。
なぜかその場で予約は決まらず「予定を確認して電話を折り返します!」と言われ、折り返し電話をもらった時には担当者が女性から男性に変わっていました。
「明日にうかがうお時間ですが、午前中にうかがいます」とナチュラルに日程が変わってたので、「明日の午前中は仕事でして。先ほどのお電話の方には明後日をお願いしたのですが、間違って伝わってしまったようなので再度確認してもらえますか?」と伝えたところ、
「ITTIN様が希望したその日ウチやってないんで、明日訪問することにしましたので」と伝達ミスではなく自社の都合で変更したことをしゃあしゃあと言われ、その対応に驚き、丁重に断りました。
普通は勝手に変更する前に、事情を説明して変更が可能かどうか客に確認するよね。自社の都合を優先して変更するならなおのこと。
トラブルのにおいを感じたら近寄らんのが吉。
つーわけでアカンにおいのするA社はご縁なし、B~D社に訪問をお願いした。
順番は大事で、とりわけ相見積もりの場合は本命を最後に持ってくるべきです。
B、C、D社のうち、ネットの口コミを参照し、値引き交渉に最も融通がききそうな口コミのB社を本命としました。
いずれも誰しも名前を聞いたことがあるであろう大手業者です。
見積もり順番は以下の通り。
C社:家族の引っ越し料金は高いが、単身のプランには定評あり。料金は規程の荷物量に応じて決められており、営業の裁量による値引きはない。定額で値引きがない代わりに不当に料金を釣り上げられてしまう心配もなく、ある意味相場、基準となる価格を出してもらえそうなので1番。
↓
D社:以前の引っ越しでお世話になったことがあり、その時の対応が良かったので安心感から選定。
順当な値段を出してくれるであろうC社と、強豪のB社を噛ませて相見積もりで値段を下げてくれるのを期待。
↓
B社:口コミでは技術や質に問題ないと思われ、かつ最も値引き交渉で融通がききそう。
単独で見積もりを取るとそう安くはないそうだが、競合が存在する場合は他社の言い値よりも更に頑張ってくれるという噂。というわけで最後にし、本命とする。
交渉事には素人なんですが、
素人考えながらそのような作戦を立てることにしました。
戦いの開始や…!
思いのほか長くなっている…、続きます。
どんな条件が安くなるのかや業者の口コミをネットで調べました。
その時真っ先に目にするのが、お役立ち情報をまとめてくれているまとめサイト。
とても役に立つ情報が載っています。
ただ、注意が必要だと思ったのは、役に立つ情報を載せているサイトは軒並み料金を下げるワザとして
費用を安くしたければネットで一括見積もりを取りましょう
という決まり文句と一括見積もりのリンクが必ずと言っていいほど載っています。
一括見積もりが有利な理由は
「一括見積もりでは他社競合がいることを全ての企業に知らせることになるので、相見積もりになり値段を下げざるを得ない」
「一度の入力で手間なく見積もりできて、相見積もりで安くされた料金から効率よく業者を選べる」という理由のようです。
「安く引っ越しするにはこの方法しかないのではないか…」と錯覚するほど多数のサイトで推奨されています。
個人的な感想ですが、ネットでの一括見積もりは私はおすすめしません。
ネットの一括見積もりを利用するには氏名、詳細な住所(番地や物件名)、電話番号、メールアドレス、住居の間取り、詳細な家財内容、等、実際に引っ越しをお願いする企業以外には伝える必要のない個人情報を数多の企業に不必要に送らなければならない。
しかし実際に電話で見積もりをお願いした業者にさえ、転居先の番地やメールアドレスを教える必要などありませんでした。
また、実際に価格交渉をお願いする企業の数は結局限られます。なぜなら多くの場合、値段交渉は訪問見積もり時に「人と人で」行うからです。
仮に100社に情報を送信したとしても、時間と都合の関係上 実際に訪問を頼んで交渉するのは両手の指でも足りない程度の数社に絞られます。不必要に多く取っても価格は劇的には下がりません。
※あくまで個人の引っ越し体験に基づく感想です
ではなぜ、ネットの一括見積もりがすさまじい数のサイトで推奨されるのかといえば、その情報を見た人がオススメリンクから情報を入力して送信するとサイト運営者に「個人情報ありがとう」の報酬が入るからでしょう。と邪推。
今回見積もりを取ってくれた とある企業の営業さんは2000社程度引っ越し業者が存在していると言ってましたが、
送信先がコンプライアンスがちゃんとしてる会社だけだとは限りません。不特定多数の企業に情報を送信する際は「入力した個人情報は漏れる」と考えて送るべきかと思います。
それと、一括見積もりは「安くしたい」という気持ちから行う人がほとんどだと思いますが、運営者に入る「顧客の詳細な個人情報ありがとう」の報酬の出所ってどこなんでしょうね。
私は、顧客が支払う引っ越し料金から払われるんじゃないかなあと思うんですよね。
すなわち、引っ越し料金にマージン分が上乗せされる形になるんじゃないかと。
いえあくまで素人の推測で真偽はわかりませんけど、いずれにせよ、安くしたいならマージンがかかりそうな方法で業者を探すのは避けた方が無難じゃないかと思うわけです。
◆電話見積もりを取ってみた
引っ越し料金には一律基準となる料金設定がないので、相場は自ら調べるしかない。
まずはおおよその相場を知りたい、ということでいきなり訪問見積もりをお願いするのではなく電話で問い合わせてみることに。
持っていく家財を紙に書き出し、幅・高さ・奥行きを測って準備OK。
転居先の住所も手元に用意。
どきどきしながらA社とB社に電話見積もりを取りました。
A社とB社へ伝えた家財内容・荷物量はまったく同じです。
【A社】
まったくオペレート慣れしてないお兄さんが出ました。
「早速ですが今日家に行ってもいいですか?」と言われたところまずは訪問ではなく電話見積もりを、とお願いすると、
「めんどくせえなあコイツ」と思われたらしく少し投げやりに「実際にお荷物を見ないと正確な料金は出ませんが、いいですか?お宅にうかがわせていただかないと…。」としぶしぶ電話見積もりを取ってもらうことに。
家財の内容は単身の標準的な荷物量だと思うんですが、その後も「そんなに荷物があるなら訪問させてもらわないと…」と何かしら理由をつけてどうにか訪問の約束を取り付けたいようでした。ま、冷やかしも多いんだろうね。
現住所と引っ越し先の住所(番地などは聞かれず)、引っ越しの希望日程を伝え、
控えておいた荷物量とサイズを伝えると、「調べて折り返しますね。」と言われ待つことしばし。
待つことしばし。
10分くらいかなぁと思ってたら折り返し電話が来るまで50分くらいかかりました。
えっ…そんなに時間かかるもんなの?
で、折り返し電話では「大体ですが28万円前後になると思います」とのこと。
引っ越しの相場とかあんまり知らないんですがあまりの高額さに思わず絶句してしまったのが電話口からも伝わったのか、
お兄さんが「実際に訪問させていただければ、正確な金額で見積もり出せますので…」「お宅には洗濯機がありますので、作業員を4人(搬出2人、搬入2人)で計算してますから…」とフォローいただいたのだが、ここは丁重にお礼を言って切りました。
28万、もう家財を全部処分して全て新品に買い替えた方が安いんじゃないでしょうか。
思い出の品物とかは宅配便で送ってさ…
後で調べたところでは引っ越しを請けたくない面倒な客や「冷やかし」には”お断り見積もり”といって高額な見積もりを出すことが通例なのだそうで、「電話見積もりを依頼するような面倒な客だから断られた…?」「問い合わせただけで値引き交渉とかもしてないのに…?」「冷やかしだと思われた?」と首をひねるはめに。こちとら冷やかしじゃなく本気じゃ!
それとも「お断り見積もりではない、まっとうな金額」なのだろうか?
まあ高いなら高い、断られたなら断られたで仕方ない。次だ。
【B社】
こちらも電話にはお兄さんが出て氏名、住所、転居先(やはり番地は不要)の基本情報を伝える。
B社さんは「他の会社さんには見積もり取ってますか?」と競合の存在を確認してきました。ほほう…。
「何社さんかに聞いてみる予定です」と回答。
やはりB社さんも訪問見積もりを提案されたのですが、ここはやはり仕事が忙しくて時間がなかったのと、相場を知りたいということで電話見積もりを希望。
A社に伝えたものと全く同じ内容で見積もりを取りました。
B社のお兄さんからは電話見積もりと伝えても「コイツ、めんどくせえな…」的な雰囲気は感じず、「わかりました!調べて折り返しますね!」快く電話見積もりに応じてもらい、折り返し電話も15分くらいでお返事をもらいました。A社で50分待ったので15分で返事が来て「はっや」と思いました。
B社の金額は14万円でした。
同じ内容を伝えたのだが、ちょうどA社の半額。
(ちなみに競合の存在は伝えましたが、どこの会社にいくらの見積もりをもらったかはB社には伝えてません)
当初の予定ではおおよその相場を把握するために他数社に見積もりを取ろうと思っていたが、2社で「埒があかんな」と感じ、訪問見積もりに切り替えることに。
◆訪問見積もりをお願いしてみた
節約引っ越しの一番のキモ、サラッと書いてしまいますが交渉とかではなくて「訪問見積もり前に荷物をまとめて片付けること」だと思います。ダンボールがあるなら順次詰めてしまってもいい。
訪問見積もりを依頼する際はお部屋の片づけが必至。
荷物が正確に把握できるくらいまとまってると、お得な料金で見積もりしてもらえると思います。
訪問に来る営業さんにも「トラブルの少なそうな良い客」だと思ってもらえます。
電話をかけてみたものの訪問してもらえなかった会社が2社あるのですが、それぞれ、「エリア対応外」(遠距離引っ越しなので)、「希望した日の見積もり予約がいっぱい」(他の日になんとか…、とオペレーターのおばちゃんに頼みこまれるも日程が合わず断るはめに)、という理由でした。
その2社を除きA~D社に訪問見積もりを依頼し、実際に訪問見積もりに来てもらったのはB、C、D社の3社です。
A社を除外した理由…。
一応、電話見積もりの時にしきりに「訪問させてもらわないと正確に金額は出ません」と言ってたA社ですので、大手だったのもありA社にも訪問見積もりをお願いしたのだが…。
訪問希望日を聞かれ、電話した日から2日後の午後を希望。
なぜかその場で予約は決まらず「予定を確認して電話を折り返します!」と言われ、折り返し電話をもらった時には担当者が女性から男性に変わっていました。
「明日にうかがうお時間ですが、午前中にうかがいます」とナチュラルに日程が変わってたので、「明日の午前中は仕事でして。先ほどのお電話の方には明後日をお願いしたのですが、間違って伝わってしまったようなので再度確認してもらえますか?」と伝えたところ、
「ITTIN様が希望したその日ウチやってないんで、明日訪問することにしましたので」と伝達ミスではなく自社の都合で変更したことをしゃあしゃあと言われ、その対応に驚き、丁重に断りました。
普通は勝手に変更する前に、事情を説明して変更が可能かどうか客に確認するよね。自社の都合を優先して変更するならなおのこと。
トラブルのにおいを感じたら近寄らんのが吉。
つーわけでアカンにおいのするA社はご縁なし、B~D社に訪問をお願いした。
順番は大事で、とりわけ相見積もりの場合は本命を最後に持ってくるべきです。
B、C、D社のうち、ネットの口コミを参照し、値引き交渉に最も融通がききそうな口コミのB社を本命としました。
いずれも誰しも名前を聞いたことがあるであろう大手業者です。
見積もり順番は以下の通り。
C社:家族の引っ越し料金は高いが、単身のプランには定評あり。料金は規程の荷物量に応じて決められており、営業の裁量による値引きはない。定額で値引きがない代わりに不当に料金を釣り上げられてしまう心配もなく、ある意味相場、基準となる価格を出してもらえそうなので1番。
↓
D社:以前の引っ越しでお世話になったことがあり、その時の対応が良かったので安心感から選定。
順当な値段を出してくれるであろうC社と、強豪のB社を噛ませて相見積もりで値段を下げてくれるのを期待。
↓
B社:口コミでは技術や質に問題ないと思われ、かつ最も値引き交渉で融通がききそう。
単独で見積もりを取るとそう安くはないそうだが、競合が存在する場合は他社の言い値よりも更に頑張ってくれるという噂。というわけで最後にし、本命とする。
交渉事には素人なんですが、
素人考えながらそのような作戦を立てることにしました。
戦いの開始や…!
思いのほか長くなっている…、続きます。
