確定申告が終わった
数日前の話ですが、確定申告が終わりましたよっと。
あと先に書いておきますが駄文(日記)です。
あと先に書いておきますが駄文(日記)です。
確定申告とはなんぞや、という人のために、国税庁HPから説明引っ張ってきました。
引用しておいてなんですけど復興ナントカあたりで説明が難しくて読むのに飽きてしまったので、私の確定申告の認識を一言で書いておきます。
要は「1年の所得から差し引けるもん差し引いて税金の金額を決めようネ」っていう手続きだと思っております。
控除を受けられる人や税金を払いすぎの人は申告すれば返ってくる、
一定以上の所得がある人は税金払う。というイメージ。違ったらすいません。
会社員でも申告した方がお得になることがあるので行ってきたのですが、
この手続きの期限が3月15日まででして、なんとギリギリになってしまいました。
夏休みの宿題をギリギリまでやらない小学生のごとき所業ですが、事情もありましてな。
2月は著書の発売と概ね重なったため、「明日できることは明日やろうぜ」がモットーの私、申告書類の作成なんて後回しにしておったわけなのです。
3月にやればいいやと。
2月16日にやっても3月15日にやっても払う税金の額も控除額も変わらんと。
ところが3月に入るとなんか平日に提出に行ける日がなくてですね。
ほら、申告会場ってまだ太陽の出ている時間に終わっちゃうんですよ。
こういう些細なところでサンセット後も出所できないフルタイム会社員の自分の境遇を呪いますよね。
こんなにまじめに働いているのに税金を清く正しく払うための申告さえする時間がないとは、殺意の波動に目覚めそうになりました。
週末に出そうと思ってたら近くの確定申告会場が土日休みでしてね。
その時点で既に12日(土)なわけですよ。13日も日曜で休み。
仕方がないので仕事の休憩時間の間に提出に行くことにしました。
職場と確定申告会場が近くて、幸いにも数分あれば行けるのです。
しかし会場がメチャ混みしていたり、予想外に時間がかかってしまうかもしれない可能性を考えると休憩時間内でお昼ご飯を食べられなくなる危険性があり、これまで敬遠してきた案でした。
お昼ご飯を食べられなくなる危険性とは、恐ろしい可能性です。
一体午後から退社まで、私は何を動力に働けばいいのでしょうか。
霞でも食って働くしかないのでしょうか。
私は何のために生きているのでしょうか。
そんな「生命とは何か」という哲学的な命題に相対しながら、しかしもう現実的に時間がなかったため、戦場に赴く戦士の気分で休憩に入るなり申告会場に向かいました。
前年の経験上、「作成ですか提出ですか」の選択肢を迫られた時に「提出」を選び、おっさんに書類一式提出して控えにハンコをもらい、15日中に税金を納付すれば攻略できるはずです。
去年のようにうっかり「書類を確認してもらってから提出したいんですが」などと余計なことを口走り、「作成コース」に回された挙句スタッフのお姉さんから「PCはできますか」と延々と聞かれ続けるという地獄の無限ループに陥ってしまう事態はなんとしても避けなければなりません。
ミッションの成功条件は「昼ごはんを食べられるかどうか」です。
申告会場に突入するとやたら明るい色のジャンパーを着たお姉さんに聞かれました。
「作成ですか?提出ですか?」
計 画 通 り
「提出です」
手元の封筒を執拗に見せつけながらキリッと答えると、お姉さんは「ではこちらにどうぞ」と提出用の窓口に案内してくれました。
提出窓口には有能そうな人々が粛々と無言の圧力を醸しながら何人も並んでおりましたが、この並んでいる人たちは有能に見えて宿題を小学生の頃もきっとギリギリまでやらなかったであろう大人達です。
すなわちダメ人間の私の仲間と考えれば謎の親近感がわき、その独特の空気に畏縮する必要はありません。
私の後にもドラクエのパーティのごとくゾロゾロとアダルト小学生が並んだのですが、比較的早くラスボスのおじさんまで辿り着くことができました。
おじさんは私の持参した書類を1枚1枚丁寧にめくると、その口から一つの呪文を紡ぎました。
「ここにハンコがないね。ハンコ持ってます?」
おじさんのパルプンテ!
押印漏れの指摘!
ドキリ。ここで不備があると一旦戻って戦闘を一からやり直さねばなりません。
しかし、こんなこともあろうかと実はハンコは持参済み!!
出かける直前になんとなく引っ掴んできたのだ!!
すなわちおじさんのパルプンテは無効!
フオオオォォォォォ!と魂を込めながらぽんと押して終了。
おじさんの満足げな頷きが、私には勝利の女神がほほ笑んだように見えました。
おじさんですけど。
ラスボスの女神(おじさん)を倒し、30分ほどで無事ミッションクリアしました。
こうして私は殺意の波動に飲みこまれることなく、無事お昼ご飯にありつくことができました。
世界は平和に包まれたのです。
以上、確定申告の終了報告でした。
来年は郵送するか、早めに準備しよう。
※国税庁HPより引用所得税及び復興特別所得税の確定申告は、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた全ての所得の金額とそれに対する所得税及び復興特別所得税の額を計算し、申告期限までに確定申告書を提出して、源泉徴収された税金や予定納税で納めた税金などとの過不足を精算する手続です。
引用しておいてなんですけど復興ナントカあたりで説明が難しくて読むのに飽きてしまったので、私の確定申告の認識を一言で書いておきます。
要は「1年の所得から差し引けるもん差し引いて税金の金額を決めようネ」っていう手続きだと思っております。
控除を受けられる人や税金を払いすぎの人は申告すれば返ってくる、
一定以上の所得がある人は税金払う。というイメージ。違ったらすいません。
会社員でも申告した方がお得になることがあるので行ってきたのですが、
この手続きの期限が3月15日まででして、なんとギリギリになってしまいました。
夏休みの宿題をギリギリまでやらない小学生のごとき所業ですが、事情もありましてな。
2月は著書の発売と概ね重なったため、「明日できることは明日やろうぜ」がモットーの私、申告書類の作成なんて後回しにしておったわけなのです。
3月にやればいいやと。
2月16日にやっても3月15日にやっても払う税金の額も控除額も変わらんと。
ところが3月に入るとなんか平日に提出に行ける日がなくてですね。
ほら、申告会場ってまだ太陽の出ている時間に終わっちゃうんですよ。
こういう些細なところでサンセット後も出所できないフルタイム会社員の自分の境遇を呪いますよね。
こんなにまじめに働いているのに税金を清く正しく払うための申告さえする時間がないとは、殺意の波動に目覚めそうになりました。
週末に出そうと思ってたら近くの確定申告会場が土日休みでしてね。
その時点で既に12日(土)なわけですよ。13日も日曜で休み。
仕方がないので仕事の休憩時間の間に提出に行くことにしました。
職場と確定申告会場が近くて、幸いにも数分あれば行けるのです。
しかし会場がメチャ混みしていたり、予想外に時間がかかってしまうかもしれない可能性を考えると休憩時間内でお昼ご飯を食べられなくなる危険性があり、これまで敬遠してきた案でした。
お昼ご飯を食べられなくなる危険性とは、恐ろしい可能性です。
一体午後から退社まで、私は何を動力に働けばいいのでしょうか。
霞でも食って働くしかないのでしょうか。
私は何のために生きているのでしょうか。
そんな「生命とは何か」という哲学的な命題に相対しながら、しかしもう現実的に時間がなかったため、戦場に赴く戦士の気分で休憩に入るなり申告会場に向かいました。
前年の経験上、「作成ですか提出ですか」の選択肢を迫られた時に「提出」を選び、おっさんに書類一式提出して控えにハンコをもらい、15日中に税金を納付すれば攻略できるはずです。
去年のようにうっかり「書類を確認してもらってから提出したいんですが」などと余計なことを口走り、「作成コース」に回された挙句スタッフのお姉さんから「PCはできますか」と延々と聞かれ続けるという地獄の無限ループに陥ってしまう事態はなんとしても避けなければなりません。
ミッションの成功条件は「昼ごはんを食べられるかどうか」です。
申告会場に突入するとやたら明るい色のジャンパーを着たお姉さんに聞かれました。
「作成ですか?提出ですか?」
計 画 通 り
「提出です」
手元の封筒を執拗に見せつけながらキリッと答えると、お姉さんは「ではこちらにどうぞ」と提出用の窓口に案内してくれました。
提出窓口には有能そうな人々が粛々と無言の圧力を醸しながら何人も並んでおりましたが、この並んでいる人たちは有能に見えて宿題を小学生の頃もきっとギリギリまでやらなかったであろう大人達です。
すなわちダメ人間の私の仲間と考えれば謎の親近感がわき、その独特の空気に畏縮する必要はありません。
私の後にもドラクエのパーティのごとくゾロゾロとアダルト小学生が並んだのですが、比較的早くラスボスのおじさんまで辿り着くことができました。
おじさんは私の持参した書類を1枚1枚丁寧にめくると、その口から一つの呪文を紡ぎました。
「ここにハンコがないね。ハンコ持ってます?」
おじさんのパルプンテ!
押印漏れの指摘!
ドキリ。ここで不備があると一旦戻って戦闘を一からやり直さねばなりません。
しかし、こんなこともあろうかと実はハンコは持参済み!!
出かける直前になんとなく引っ掴んできたのだ!!
すなわちおじさんのパルプンテは無効!
フオオオォォォォォ!と魂を込めながらぽんと押して終了。
おじさんの満足げな頷きが、私には勝利の女神がほほ笑んだように見えました。
おじさんですけど。
ラスボスの女神(おじさん)を倒し、30分ほどで無事ミッションクリアしました。
こうして私は殺意の波動に飲みこまれることなく、無事お昼ご飯にありつくことができました。
世界は平和に包まれたのです。
以上、確定申告の終了報告でした。
来年は郵送するか、早めに準備しよう。
