さつまいもの保存方法

尊い命が失われた。


彼は表向きはいつもと変わらない顔を見せてくれていた。
だから私は彼の強さに甘えて、いつまでもその平穏が続くものと勘違いしていたのだ。

彼がいつもの姿ではないと気づいた時、気づいてしまった時、事実はまるでバケツの中に落とされた一滴の色水のようにゆっくりと、しかし確実に私の理解を侵食した。
理解することは、絶望することと同義でもあった。
だから私は理解を拒んだのだ。

彼の変貌に、なぜ今まで気づいてやれなかったのだろう。
気づいてみれば彼のそのさまは、あたかも玉手箱を開けてしまったおとぎ話の英雄のようだった。
変わり果てた彼の姿を見ても、涙は出なかった。

彼には無限の可能性があった。
望めば、彼は何にでもなれたはずなのである。

私の思い上がりで、彼の可能性を絶ってしまった。
償いなんて、どうすればいいんだ。

こんな悲しいことは、二度と起きてはならない。











こんにちは。
さつまいもさんをダメにしてしまった悲しみのあまり文体が売れない小説家のようになってしまったITTINです。

おいもさんにはスイートポテトや大学いも、炊き込みご飯などの進路を用意していたのですが無念にも断たれてしまいました。

以前買った時は一月以上余裕でもってた上に調理してもおいしかったんで全然大丈夫と思ってたら数日間で成仏してしまっていました。


◆さつまいもは水に弱い

いつもはダンボールに雑に積まれているバラのさつまいもを買っています。
土がついた状態で保存しておくのがベストですが、
今回ダメにしたものは大手スーパーで袋詰めで売られていたもので、恐らくですが一回土を落とすために水洗いしていたもよう。
一回水洗いしていると、表面で水を吸ってしまっているのね。

◆加熱すれば冷凍保存できる

じゃがいもなどは冷凍したりすると中がスカスカになってしまったりするのですが、さつまいもは加熱後冷凍しても大丈夫。
これをやっておけば悲劇は防げたのかもしれない…

◆通気性のよいところで保存

買った時のポリ袋に入れて常温保存してたんですが、保存する袋もおそらく良くなかったのではないかと。
新聞紙の上に転がしておいた方が良かったかな?


なまじ「この野菜はこれくらい保存できる」という経験があると、思わぬことでだめにしてしまうことも。
葉物野菜の芯に小麦粉やら濡らしたティッシュやらつけるの面倒だなあって思うの私だけ?

しかし、もう繰り返さない…!!

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No title

売れない小説家のittin先生、次回作のタイトルは

「肉じゃがの味付けバランスと最適な資産運用ポートフォリオの
構築における類似点」

でお願いします。

似てると思うんですよ、
肉じゃがの味付けと投資配分って。究極の答えはなくて、
みんな結局「おふくろの味」を求める、つまり「育った環境下で当たり前だった資産配分」に近い形で落ち着くところとか。

No title

芋太郎の気持ち(脚本ドラフト

「今度の主は、僕をどうドレスアップして舞台にあげてくれるのかな?」
「わくわく」
「わくわく、まだかな?」
「うーん、まだー?」
「ちょっと遅い?」
「あれ?いくらなんでも、遅すぎない?」
「もうすっかり忘れ去られた存在なのかな?」
「なぜ、気づいてくれないのだろう?」
「ん?なんだか体調が悪くなってきたな...」
「く、苦しい。た、助けて...」
「も、もうダメだ...ガクッ」

水分が多い野菜は特に保存が難しいですね。

なんて切ない物語なんだ・・・

彼との関係はいつも安定してると思いがち。
そしていつの間にか取り返しがつかない事になってしまうの。
安心しきってしまって、省みる事を怠ってしまう。
そうやって失って、初めて存在の尊さに気が付くのよ。

だから、手間でも面倒でも手をかけてあげなきゃね。
そうやって長く愛せる彼との関係性が保てるのだから・・・

少し女性的な表現にしてみましたw

Re: No title

> 茂庭さん

こんばんは!

> 売れない小説家のittin先生、次回作のタイトルは
> 「肉じゃがの味付けバランスと最適な資産運用ポートフォリオの
> 構築における類似点」
> でお願いします。

なんと興味深いテーマでしょうか…!

> 似てると思うんですよ、
> 肉じゃがの味付けと投資配分って。究極の答えはなくて、
> みんな結局「おふくろの味」を求める、つまり「育った環境下で当たり前だった資産配分」に近い形で落ち着くところとか。

確かに人それぞれ好みがあるものですからねえ。
例えることでよりわかりにくくなるシリーズでもカレーの例えをしたことがありますが、投資も日常の一つですし類似点は多いのではないかと思います。(マジメ)

コメントありがとうございます!

Re: No title

> 悠太朗さん

まいどまいどー。

> 芋太郎の気持ち(脚本ドラフト
> 「今度の主は、僕をどうドレスアップして舞台にあげてくれるのかな?」
> 「わくわく」
> 「わくわく、まだかな?」
> 「うーん、まだー?」
> 「ちょっと遅い?」
> 「あれ?いくらなんでも、遅すぎない?」
> 「もうすっかり忘れ去られた存在なのかな?」
> 「なぜ、気づいてくれないのだろう?」
> 「ん?なんだか体調が悪くなってきたな...」
> 「く、苦しい。た、助けて...」
> 「も、もうダメだ...ガクッ」

い、…芋太郎オォー!!うそだ、目を開けてよ、芋太郎…!う、うそだ、ぼくのせいじゃ、あ、ああ、うわああ、ああぁあぁあ!

> 水分が多い野菜は特に保存が難しいですね。

野菜は水分に注意しないとあっという間ですね。まさか冬場にやってしまうとは…気をつけねば~

コメントありがとうございます!

Re: なんて切ない物語なんだ・・・

> coward70さん

こんばんは!

> 彼との関係はいつも安定してると思いがち。
> そしていつの間にか取り返しがつかない事になってしまうの。
> 安心しきってしまって、省みる事を怠ってしまう。
> そうやって失って、初めて存在の尊さに気が付くのよ。

誰でも絶対の存在じゃない…そんなことはわかりきっていたはずなのに…

> だから、手間でも面倒でも手をかけてあげなきゃね。
> そうやって長く愛せる彼との関係性が保てるのだから・・・

愛情の反対は憎しみではなく、無関心なのね(byマザーテレサ)
ああ、愛しい芋よ…次なる目覚めの時は私と一緒になりませう。

> 少し女性的な表現にしてみましたw

素晴らしい才能ですw
コメント欄で新しい物語がどんどん構築されてゆく…w

コメントありがとうございます!

No title

サツマイモって冷えに弱いですよね。
うちでは台所の陽の当たる一番暖かい場所を
占有されております。
猫かよw

我が輩はサツマイモである。名前は、、、、、まだ、ない?

Re: No title

> 塩蔵さん

こんばんは!

> サツマイモって冷えに弱いですよね。
> うちでは台所の陽の当たる一番暖かい場所を
> 占有されております。
> 猫かよw

人間や猫よりいい場所を取る芋w

> 我が輩はサツマイモである。名前は、、、、、まだ、ない?

芋猫「名前をつけると愛着がわいてサヨナラが言えなくなるだろ…?だから、名が無いんだ」
…というストーリーで補完したいと思います。

コメントありがとうございます!
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プロフィール

ITTIN

Author:ITTIN
会社員地味子。2016年12月にひっそりと結婚。
独身時資産は2500万くらいあるよ。
資産公開・内訳
<推移>( )内は前年比
2009年23歳 238万(+202万)
2010年24歳 498万(+260万)
2011年25歳 720万(+222万)
2012年26歳1032万(+312万)
2013年27歳1369万(+337万)
2014年28歳1738万(+369万)
2015年10月2000万円達成

2016年2月、本を出したよ。
素敵なレビューを書いていただき感謝!
書評一覧

29歳で2000万円貯めた独身女子がお金について語ってみた




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