家計簿のチェックポイント
自分や人の家計簿を見る時、他の人はどうしてるんでしょうね。
私の場合はある程度見るところは決まっている気がします。
私の場合はある程度見るところは決まっている気がします。
【自分の家計簿を見る時】
◆不明金がいくらか
家計簿は支出を把握するために使うツールです。
時間も資源なので 間違い探しに躍起になったり、きっちり帳尻を合わせる必要はありませんが、不明金がいくらであったかというのはチェックするべき最も重要な項目の一つです。
不明金はそのまんま、把握できていない収入・支出とイコールです。
数百円、千円程度であればめんどくさいので放置してしまいますが、数千円、数万円であれば看過できないものとなるでしょう。
その場合は家計簿をつける方法や、自動化している場合はシステム自体を考え直す必要があるかもしれません。
といっても別に不明金があったからといって自己嫌悪に陥る必要はなく、「ありゃ、なんかあかんのか」と方法を見直す程度でいいのではないかと思います。
私の家計簿も毎月のように不明金が出ます。先月は1334円…。
まっ、気楽に行こうぞ。
◆何に、いくら使っているか
正確には、何に、いくら使っているかの実態と、自分の生活における重要度や使用頻度、満足度とのバランスが適正かを見ます。
よく使わないものに月数千円も使ってたらもったいないですもんね…。
家計の無駄を見直すのって、「不必要なものに支出していないか」ってことだけではなくて、
「必要なものなんだけど聖域になりすぎて過剰に支出していないか」っていうところを見るのも大事だよね。
家計の聖域はもちろんあっていいし私にも聖域はあるけれど、それを是非とするかどうかってのとは別に”実態を把握しておく”のは重要だと思う。
【人様の家計簿を参考にする時】
ありがたいことに、いろんな人がいろんな情報を載せてくれている…ありがたく享受しよう…
◆収入がいくらで、総支出がいくらか
家計簿を公開している人で収入まで書いてくれている親切な人は稀ですが、収入に対する支出のバランスがわかると参考にしやすいのです。
また、まずは「支出の総額」を見て「各費目の内訳」というように、大きい金額→小さい項目に視点を移していきます。
食費いくら、光熱費いくら、という各項目も大変参考になるのですが、この区分は人によって違うからです。
例えば「美容費」の項目を見て「普通の女子はこれくらいかかるのか…」と参考にしたところで更に見ていくと、また別に「服飾費」なるものがあったりするわけです。
私にとっては美容費も服飾費も目的は一緒なので分類は同じなのですが、人によって項目が違うのだ。
食費と外食費を分けている人もいるし、交際費(飲み代)を食費にしている人もいますよね。
(ちなみに食費が多い場合は、外食費という項目を作るのはすごく支出の把握に役立つと思う)
◆「ふつう」を認識する
単純に自分より金額が少ない、というだけでもその人が実践している節約術が参考になるのですが、
倹約家かそうでないかに関わらず、家計簿をたくさん見ることで「ふつう」というのがわかってきます。
厳密に言えば「ふつうの家計簿」なんぞ存在しないのですが、ボリュームゾーンがわかってくるのです。
ふつうの食費。
ふつうの光熱費。
ふつうの交際費。
ふつうの…
ふつうを知ったからといって、自身の家計まで「ふつう」にする必要はありません。
世帯が100あれば100通りの家計になるので、他人の家計は参考にすることはできても必ずしも自分に適用できるとは限らないからです。
しかし、ふつうを知っておくことで自分の支出がどの水準にあるのか把握することはできます。
もっとも、ここで言う母集団の「ふつうの人々」とは、家計簿をきっちりつけてかつそれをわざわざ公開する人たちであり、その背景には貯金をしたいとか資産形成しようとか家計管理するぜという目的があるわけです。
「家計管理が既にできている・頑張ってしようとしている人たち」…家計管理に興味が無い・家計簿をつける習慣がない集団は最初から母集団から除外されており、ネット上で誰かがアップしている家計簿から得た「ふつう」とは、日本全体で見る「一般的」とはかなりかけ離れた低コスト群になるのは心の片隅にひっかけておこうと思います。
1/3の世帯は貯金がないというデータがあるのも事実。
しかし、個人が貯蓄や資産形成をしようとする上で参考にする分には問題はないでしょう。
◆「低コスト水準」を認識する
私の2015年の生活費は75.5万円(家賃と親孝行のための積立を除く)。月平均に換算して6.3万円の生活でした。
2015年支出総額と月平均支出のまとめ
…というのを見て「支出少ないな」「ふつうだな」「結構使ってるんだな」…人それぞれ感じることがあると思います。
自分では「ふつう」と比べるとやや低コスト寄りの支出額ではないかと思っていますが、しかし世の中には4人家族で私とほぼ同じ支出額で暮らしているすごい方もいますし、夫婦2人で暮らしていて食費が1万を切っている家計簿も拝見したことがあります。
つまり、家計には無限に改善の余地がある…。
そこから自分の性格や生活に合った方法を取り入れていくのがゲームのような”楽しむ家計”。
すごい!このコストで無理なくできるんだ!どうやってやりくりしているんだろう?
そういった”驚き”が、自分の新しい家計管理や貯蓄に繋がったりすることもあるかもしれません。
そうした好奇心で生活のヒントを得るのも、また一興。
もしかしたら自分の知らないお得な制度やサービスがあるかもしれませんし、あるでしょう。
基本的に楽しくないと、何事も続きません。
節約だ貯金だとストレスを溜めるよりも、楽しく暮らせる解を探してあれこれ思索する方が楽しいものです。
楽しく家計簿をつけて、楽しく節約して、そして楽しいことにお金を使いたいものですなー。
◆不明金がいくらか
家計簿は支出を把握するために使うツールです。
時間も資源なので 間違い探しに躍起になったり、きっちり帳尻を合わせる必要はありませんが、不明金がいくらであったかというのはチェックするべき最も重要な項目の一つです。
不明金はそのまんま、把握できていない収入・支出とイコールです。
数百円、千円程度であればめんどくさいので放置してしまいますが、数千円、数万円であれば看過できないものとなるでしょう。
その場合は家計簿をつける方法や、自動化している場合はシステム自体を考え直す必要があるかもしれません。
といっても別に不明金があったからといって自己嫌悪に陥る必要はなく、「ありゃ、なんかあかんのか」と方法を見直す程度でいいのではないかと思います。
私の家計簿も毎月のように不明金が出ます。先月は1334円…。
まっ、気楽に行こうぞ。
◆何に、いくら使っているか
正確には、何に、いくら使っているかの実態と、自分の生活における重要度や使用頻度、満足度とのバランスが適正かを見ます。
よく使わないものに月数千円も使ってたらもったいないですもんね…。
家計の無駄を見直すのって、「不必要なものに支出していないか」ってことだけではなくて、
「必要なものなんだけど聖域になりすぎて過剰に支出していないか」っていうところを見るのも大事だよね。
家計の聖域はもちろんあっていいし私にも聖域はあるけれど、それを是非とするかどうかってのとは別に”実態を把握しておく”のは重要だと思う。
【人様の家計簿を参考にする時】
ありがたいことに、いろんな人がいろんな情報を載せてくれている…ありがたく享受しよう…
◆収入がいくらで、総支出がいくらか
家計簿を公開している人で収入まで書いてくれている親切な人は稀ですが、収入に対する支出のバランスがわかると参考にしやすいのです。
また、まずは「支出の総額」を見て「各費目の内訳」というように、大きい金額→小さい項目に視点を移していきます。
食費いくら、光熱費いくら、という各項目も大変参考になるのですが、この区分は人によって違うからです。
例えば「美容費」の項目を見て「普通の女子はこれくらいかかるのか…」と参考にしたところで更に見ていくと、また別に「服飾費」なるものがあったりするわけです。
私にとっては美容費も服飾費も目的は一緒なので分類は同じなのですが、人によって項目が違うのだ。
食費と外食費を分けている人もいるし、交際費(飲み代)を食費にしている人もいますよね。
(ちなみに食費が多い場合は、外食費という項目を作るのはすごく支出の把握に役立つと思う)
◆「ふつう」を認識する
単純に自分より金額が少ない、というだけでもその人が実践している節約術が参考になるのですが、
倹約家かそうでないかに関わらず、家計簿をたくさん見ることで「ふつう」というのがわかってきます。
厳密に言えば「ふつうの家計簿」なんぞ存在しないのですが、ボリュームゾーンがわかってくるのです。
ふつうの食費。
ふつうの光熱費。
ふつうの交際費。
ふつうの…
ふつうを知ったからといって、自身の家計まで「ふつう」にする必要はありません。
世帯が100あれば100通りの家計になるので、他人の家計は参考にすることはできても必ずしも自分に適用できるとは限らないからです。
しかし、ふつうを知っておくことで自分の支出がどの水準にあるのか把握することはできます。
もっとも、ここで言う母集団の「ふつうの人々」とは、家計簿をきっちりつけてかつそれをわざわざ公開する人たちであり、その背景には貯金をしたいとか資産形成しようとか家計管理するぜという目的があるわけです。
「家計管理が既にできている・頑張ってしようとしている人たち」…家計管理に興味が無い・家計簿をつける習慣がない集団は最初から母集団から除外されており、ネット上で誰かがアップしている家計簿から得た「ふつう」とは、日本全体で見る「一般的」とはかなりかけ離れた低コスト群になるのは心の片隅にひっかけておこうと思います。
1/3の世帯は貯金がないというデータがあるのも事実。
しかし、個人が貯蓄や資産形成をしようとする上で参考にする分には問題はないでしょう。
◆「低コスト水準」を認識する
私の2015年の生活費は75.5万円(家賃と親孝行のための積立を除く)。月平均に換算して6.3万円の生活でした。
2015年支出総額と月平均支出のまとめ
…というのを見て「支出少ないな」「ふつうだな」「結構使ってるんだな」…人それぞれ感じることがあると思います。
自分では「ふつう」と比べるとやや低コスト寄りの支出額ではないかと思っていますが、しかし世の中には4人家族で私とほぼ同じ支出額で暮らしているすごい方もいますし、夫婦2人で暮らしていて食費が1万を切っている家計簿も拝見したことがあります。
つまり、家計には無限に改善の余地がある…。
そこから自分の性格や生活に合った方法を取り入れていくのがゲームのような”楽しむ家計”。
すごい!このコストで無理なくできるんだ!どうやってやりくりしているんだろう?
そういった”驚き”が、自分の新しい家計管理や貯蓄に繋がったりすることもあるかもしれません。
そうした好奇心で生活のヒントを得るのも、また一興。
もしかしたら自分の知らないお得な制度やサービスがあるかもしれませんし、あるでしょう。
基本的に楽しくないと、何事も続きません。
節約だ貯金だとストレスを溜めるよりも、楽しく暮らせる解を探してあれこれ思索する方が楽しいものです。
楽しく家計簿をつけて、楽しく節約して、そして楽しいことにお金を使いたいものですなー。
