貯金の方式を決める
効率よくお金を貯めていくには、自分の収入スタイルに合った貯金方式を考える必要があります。
袋分けとか口座を分けるとか家計簿アプリを使うなどは、個人の性格に合ったものでよいでしょう。
ここで取り上げるのは3つ。
①先取り貯金
②支出限定貯金
③残金貯金
です。
①先取り貯金
貯蓄分を先に取り分けておいて、残りのお金で生活する方法。
ここで取り上げるまでもなく、誰もが知る有名な方法です。
この方式に向いているのはもちろん、「あれば使ってしまう」タイプの人です。
別に、1万円あった場合全額を使ってしまう人のことだけではありません。1万円あったらついその中から普段使わない1000円を使ってしまう人もこの方式に向いています。
夏の暑い日、とても美味しそうなアイス(何でもいいですが、そこそこの好物だと仮定してください)が売っています。値段は300円。
サイフに300円残っています。買いますか?
サイフに10000円残っています。買いますか?
残金300円の場合は買わないけれど、10000円入っていたら買うという人は先取り貯金に向いている人です。
残金が300円でも10000円でも判断が変わらなかった人は支出をコントロールできる人なので、先取りしなくても貯まる体質だと思います。
金額の設定も極めて簡単で、
「(年間に貯金したい額-ボーナス見込み額)÷12」
かつ、
「日々の生活に支障のない生活費が余る」
程度の額が月々に貯めればよい金額になります。
会社の剤形貯蓄を利用するなり、給料日にそのまま貯金用の口座に移すなり、とにかく簡単に手がつけられないところにおいておいてもよいかもしれません。
メリットは、「確実に一定額が貯まる」「残金が明確でその中でやりくりすればよいので、精神的に余裕ができる」ということです。
デメリットは、「決められた額以上の金額が貯まらない可能性がある」ことです。また、給料が不定期だったり月々の給料に差が多い人は金額を設定するのが難しく、月によってやりくりが大変になるので向いていないかもしれません。
②支出限定貯金
決めた生活費内で生活する方式です。
月々の給料が不定または幅がある人、または給料日が決まっていないなど収入が固定ではない人にオススメなのがこの方式です。
給料の増減に関わらず、自分で設定した範囲内の金額で生活する方式です。
設定額は「給料の最低金額以下」かつ「必要最低限の生活ができるより少し余裕のある金額」です。
ポイントは設定額を「月々の給料の平均」ではなく「最低だった場合の給料」に合わせて考えることです。
いつの月も必ず手当てがもらえるとは限りません。基本給-税金くらいの意気込みでよいと思います。
「少し余裕のある金額」にするのは絶対に不定期な支出が出るので、そのための積み立て分です。いわば余裕資金です。
月に一回だけATMに行って、決めた額をおろして終わり。月に何度もATMに行かなくてすむし、「使ってよい金額」がとてもわかりやすいです。
私は、残業や手当によって何万も給料が前後するので、こちらの方式で貯金しています。
メリットは「収入が不安定でも実行できる」「やりくりが楽しい」ことです。
デメリットは、結婚式など突発的な出費があればあっという間にオーバーしてしまうことです。ちょっと高い家電を買ったりするとそれで不達成になります。
なので、仕事柄お付き合いなどが多く支出が月によってバラバラな人には最初は難しいでしょう。
「年間の支出で考えて前月余った貯金を繰り越す」ことや「不定期な支出のために月々何万か積立をしておく」などの防衛策を用意しておけば、充分に対応は可能です。
私も突発的な支出が多かったので、不定期支出を積み立てることにしています。
③残金貯金
生活して余ったお金を貯蓄する方式です。
先取り貯金を推す人のほとんどが貯まらないとする方法ですが、メリットは「強制力がないので、精神的に負担が少ない」ことです。
デメリットはもちろん「使いすぎる可能性がある」です。
ほとんどのサイトで否定的ですが、支出または収入がバラバラな人にはむしろ向いている貯金方式だと思います。
「この額を貯めなければいけない」とか「この金額で生活しなければいけない」というノルマがないので、精神的には圧倒的に楽です。
どうしても避けられない出費が控えていたり、突発的な支出で家計が圧迫される場合、楽しいはずの節約が先取り一本だとものすごいストレスになります。
しかしこの方式、「使いたいのに使えない」が、「使えるけど使わない」にできるのです。これはかなり精神的に違います。
個人の支出、収入の幅、性格によって向いている方法は違います。
「絶対この方法!」というのはありません。
自分に合った方法を選択していくのが大事だと思います。
袋分けとか口座を分けるとか家計簿アプリを使うなどは、個人の性格に合ったものでよいでしょう。
ここで取り上げるのは3つ。
①先取り貯金
②支出限定貯金
③残金貯金
です。
①先取り貯金
貯蓄分を先に取り分けておいて、残りのお金で生活する方法。
ここで取り上げるまでもなく、誰もが知る有名な方法です。
この方式に向いているのはもちろん、「あれば使ってしまう」タイプの人です。
別に、1万円あった場合全額を使ってしまう人のことだけではありません。1万円あったらついその中から普段使わない1000円を使ってしまう人もこの方式に向いています。
夏の暑い日、とても美味しそうなアイス(何でもいいですが、そこそこの好物だと仮定してください)が売っています。値段は300円。
サイフに300円残っています。買いますか?
サイフに10000円残っています。買いますか?
残金300円の場合は買わないけれど、10000円入っていたら買うという人は先取り貯金に向いている人です。
残金が300円でも10000円でも判断が変わらなかった人は支出をコントロールできる人なので、先取りしなくても貯まる体質だと思います。
金額の設定も極めて簡単で、
「(年間に貯金したい額-ボーナス見込み額)÷12」
かつ、
「日々の生活に支障のない生活費が余る」
程度の額が月々に貯めればよい金額になります。
会社の剤形貯蓄を利用するなり、給料日にそのまま貯金用の口座に移すなり、とにかく簡単に手がつけられないところにおいておいてもよいかもしれません。
メリットは、「確実に一定額が貯まる」「残金が明確でその中でやりくりすればよいので、精神的に余裕ができる」ということです。
デメリットは、「決められた額以上の金額が貯まらない可能性がある」ことです。また、給料が不定期だったり月々の給料に差が多い人は金額を設定するのが難しく、月によってやりくりが大変になるので向いていないかもしれません。
②支出限定貯金
決めた生活費内で生活する方式です。
月々の給料が不定または幅がある人、または給料日が決まっていないなど収入が固定ではない人にオススメなのがこの方式です。
給料の増減に関わらず、自分で設定した範囲内の金額で生活する方式です。
設定額は「給料の最低金額以下」かつ「必要最低限の生活ができるより少し余裕のある金額」です。
ポイントは設定額を「月々の給料の平均」ではなく「最低だった場合の給料」に合わせて考えることです。
いつの月も必ず手当てがもらえるとは限りません。基本給-税金くらいの意気込みでよいと思います。
「少し余裕のある金額」にするのは絶対に不定期な支出が出るので、そのための積み立て分です。いわば余裕資金です。
月に一回だけATMに行って、決めた額をおろして終わり。月に何度もATMに行かなくてすむし、「使ってよい金額」がとてもわかりやすいです。
私は、残業や手当によって何万も給料が前後するので、こちらの方式で貯金しています。
メリットは「収入が不安定でも実行できる」「やりくりが楽しい」ことです。
デメリットは、結婚式など突発的な出費があればあっという間にオーバーしてしまうことです。ちょっと高い家電を買ったりするとそれで不達成になります。
なので、仕事柄お付き合いなどが多く支出が月によってバラバラな人には最初は難しいでしょう。
「年間の支出で考えて前月余った貯金を繰り越す」ことや「不定期な支出のために月々何万か積立をしておく」などの防衛策を用意しておけば、充分に対応は可能です。
私も突発的な支出が多かったので、不定期支出を積み立てることにしています。
③残金貯金
生活して余ったお金を貯蓄する方式です。
先取り貯金を推す人のほとんどが貯まらないとする方法ですが、メリットは「強制力がないので、精神的に負担が少ない」ことです。
デメリットはもちろん「使いすぎる可能性がある」です。
ほとんどのサイトで否定的ですが、支出または収入がバラバラな人にはむしろ向いている貯金方式だと思います。
「この額を貯めなければいけない」とか「この金額で生活しなければいけない」というノルマがないので、精神的には圧倒的に楽です。
どうしても避けられない出費が控えていたり、突発的な支出で家計が圧迫される場合、楽しいはずの節約が先取り一本だとものすごいストレスになります。
しかしこの方式、「使いたいのに使えない」が、「使えるけど使わない」にできるのです。これはかなり精神的に違います。
個人の支出、収入の幅、性格によって向いている方法は違います。
「絶対この方法!」というのはありません。
自分に合った方法を選択していくのが大事だと思います。
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