情報を収穫する畑は複数持つ方が良いと思う
本でも人でもセミナーでもブロガーでもそうですが、
「一番最初に触れ、自分を指南する情報が何(誰)であるか」
「最初に受け取る情報を発信した先駆者が誰か」
というのは非常に重要です。
どんな分野でもそうですが、無知であると最初に出会った「それらしい」情報に染まってしまうからです。
「一番最初に触れ、自分を指南する情報が何(誰)であるか」
「最初に受け取る情報を発信した先駆者が誰か」
というのは非常に重要です。
どんな分野でもそうですが、無知であると最初に出会った「それらしい」情報に染まってしまうからです。
これは良さそうだなと思った情報、頭の良さそうな人の勧める情報、信憑性の高そうな情報にすぐに染まってしまう。
例えばダイエットで言えば、「ダイエットにはりんごがいいよ」「こんにゃくがいいよ」。
便秘解消には「食物繊維が豊富なものがいいよ」「オリーブオイルがいいよ」。
投資で言えば、「FXで稼いでいます」「株を買って株主優待で豊かな暮らしをしています」「インデックス投資で投資に時間をかけずに日々を楽しんでいます」「スワップ(金利)生活でのんびり暮らしています」
…と、いう層が一定数以上いるわけです。
これらの情報を提供する人々は、業者を除き、その業界の人だったり、自分で実践しているのです。だからこそいずれも説得力がある。
(投資に関しては自己責任なので、一部の証券会社の人や利益が絡んでいる人以外は、他人に執拗にすすめる・強要しようとする人はあまりいないように思いますし、そういう記事やブログは業者やアフィです)
私も「自分がやっていること(やってきたこと)」についてはブログで投資額から投資商品まで公開しています。
しかしですね。
早い段階からそれに傾倒すると、それに特化した情報を優先して吸収するようになります。
逆に言うと、それ以外の情報を吸収しにくくなります。
FXであればチャートの読み方や儲かっている人、失敗した人の経験談を探し、手法の研究をする。
株主優待狙いであれば優待の内容や株価を調べるようになり、クロス取引にも興味を持つようになる。
インデックス投資であれば資産配分をどうするか悩み、情報を探すことになります。
知識を深めるのは決して悪いことではなく、調べること、学ぶことは非常に重要。
しかし、人は毎日見ている情報に染まってしまうのです。
私のブログを毎日見に来てくれている人がいらっしゃったとして、私が呪文のように「〇〇は手数料が高いだけで業者が儲かる最悪の投資だ」と言っていたら、その人は「そういうものなのか」と調べることなく、実践することなく、〇〇への投資に興味がなくなるかもしれません。
でも、本当は〇〇の方が、その人にとって”合っている”方法であるかもしれません。
「一つの畑」にどっぷり入ってしまうとその他の投資手法を知る機会を奪われます。
なぜなら、一つの畑のブロガーは他の畑の話をしないか、もしくは否定的なことが多いのです。
もっと早く始めておけばよかったとはいろんな投資家が言いますが、私は同時に、いろいろなことを勉強しておけば良かった。と思います。
現在メインとしているインデックス投資と出会うのには時間を要してしまった。
無知な状態で最初から自分にとっての正解を最短で選び取る幸運がある人はまれです。
知ろうとしなければ、選択肢がこんなにもたくさんあることにすら、気づかないままです。
そしてもう一つ、注意すべきは「先駆者が誤った情報を発していた場合、気づきにくい」、ということです。
私は覚えがあるのですが、一つの畑に入ってしまうと「自分が間違った情報を知らずに吸収してしまったこと」に気づかないのです。
無知な分野に関して何かを始めようとする場合、私たちは「自分より詳しい人」「プロ」「成功している人」の体験談やブログ、記事を参考にするわけです。
よく知らないことに関して、信頼できる人に「〇〇はこういうことだよ」と言われたら、信じてしまいますよね。
「この人の実践している方法、こういうメリットがあるんだ。いいな。自分もやってみようかな。」
しかしその実は、それが正しいのかどうかというのは、結局のところ自分で勉強したり、実際にやってみないとわからないことが多々あります。
FXの例であれば、「高金利通貨を買って、スワップ(金利)生活をしているよ!毎日〇円相当のスワップがチャリンチャリンと入ってきます^^」という記事を見て「金利生活…いいなあ。私もやってみよう」という場合、その人にとってその投資家が「第一に指南する人」になります。
彼ら先駆者が受けている恩恵を見て始めようとするわけですが、
「その国の国民ですら買わない通貨だという意味を考えてごらん」「レバレッジは借金ということだよ」「為替は金利を織り込んで動いていくんだよ」…否定的で角度の異なる、言うなれば「毒」のある言い方を見ることによって、”自分の認識の間違いに気づく”ということがあるかもしれません。
ちなみに上記記事例はあくまで私が適当に挙げた架空のケースですので、実際に存在する記事/記者さんへの攻撃ではなく、上記手法を実践している人を”誤っている”とするつもりも一切ありませんのであしからず。
投資なんぞ人それぞれ自分の責任の取れる範囲内でやれば別にどんな手法でもいいと思いますし、正解もない。
一つの意見だけ見てメリットを盲信するのが良くない、というだけです。
何を選ぶかは個人で判断していただければ良いと思いますが、私が今行っているインデックスファンドの積立も同様のことに注意する必要があります。
とりわけリスクへの認識については、インデックス投資についても”悪意なき誤情報”が出回っていることが多いように思います。
インデックス投資のメリットを盲信するのではなく、「本当にそうなのかな」と常に心の片隅に置いておく。
リスクを正しく承知した上で運用を続けていきたいものですね。
(暴落時にこの文言を書くと「暴落して皆が不安な気持ちになっているところに追い打ちかけるようなことを書きやがって…」と言われてしまう可能性があるので、穏やかな相場の時に書いておきます)
他の畑からあえて否定的な情報を探す、ということも重要なのかと思います。
投資について挙げましたが、投資には限らないですよね。
仕事もそうだし、お金のことについてもそうだし、健康についてもそうです。
世の中間違った健康法も多そうですよね。
情報過多の時代、同じ事柄でも 畑の違う人たちから肯定的な情報、否定的な情報をそれぞれ受け取って、自分の中で選択肢を増やすこと。
”自分で情報を取捨選択すること”が必要になるのかもしれないなあ、と思ったのでした。
ちなみに”悪意なき誤情報”は私もブログにのっけたことがあるの。
ごめんね。エヘヘ。
例えばダイエットで言えば、「ダイエットにはりんごがいいよ」「こんにゃくがいいよ」。
便秘解消には「食物繊維が豊富なものがいいよ」「オリーブオイルがいいよ」。
投資で言えば、「FXで稼いでいます」「株を買って株主優待で豊かな暮らしをしています」「インデックス投資で投資に時間をかけずに日々を楽しんでいます」「スワップ(金利)生活でのんびり暮らしています」
…と、いう層が一定数以上いるわけです。
これらの情報を提供する人々は、業者を除き、その業界の人だったり、自分で実践しているのです。だからこそいずれも説得力がある。
(投資に関しては自己責任なので、一部の証券会社の人や利益が絡んでいる人以外は、他人に執拗にすすめる・強要しようとする人はあまりいないように思いますし、そういう記事やブログは業者やアフィです)
私も「自分がやっていること(やってきたこと)」についてはブログで投資額から投資商品まで公開しています。
しかしですね。
早い段階からそれに傾倒すると、それに特化した情報を優先して吸収するようになります。
逆に言うと、それ以外の情報を吸収しにくくなります。
FXであればチャートの読み方や儲かっている人、失敗した人の経験談を探し、手法の研究をする。
株主優待狙いであれば優待の内容や株価を調べるようになり、クロス取引にも興味を持つようになる。
インデックス投資であれば資産配分をどうするか悩み、情報を探すことになります。
知識を深めるのは決して悪いことではなく、調べること、学ぶことは非常に重要。
しかし、人は毎日見ている情報に染まってしまうのです。
私のブログを毎日見に来てくれている人がいらっしゃったとして、私が呪文のように「〇〇は手数料が高いだけで業者が儲かる最悪の投資だ」と言っていたら、その人は「そういうものなのか」と調べることなく、実践することなく、〇〇への投資に興味がなくなるかもしれません。
でも、本当は〇〇の方が、その人にとって”合っている”方法であるかもしれません。
「一つの畑」にどっぷり入ってしまうとその他の投資手法を知る機会を奪われます。
なぜなら、一つの畑のブロガーは他の畑の話をしないか、もしくは否定的なことが多いのです。
もっと早く始めておけばよかったとはいろんな投資家が言いますが、私は同時に、いろいろなことを勉強しておけば良かった。と思います。
現在メインとしているインデックス投資と出会うのには時間を要してしまった。
無知な状態で最初から自分にとっての正解を最短で選び取る幸運がある人はまれです。
知ろうとしなければ、選択肢がこんなにもたくさんあることにすら、気づかないままです。
そしてもう一つ、注意すべきは「先駆者が誤った情報を発していた場合、気づきにくい」、ということです。
私は覚えがあるのですが、一つの畑に入ってしまうと「自分が間違った情報を知らずに吸収してしまったこと」に気づかないのです。
無知な分野に関して何かを始めようとする場合、私たちは「自分より詳しい人」「プロ」「成功している人」の体験談やブログ、記事を参考にするわけです。
よく知らないことに関して、信頼できる人に「〇〇はこういうことだよ」と言われたら、信じてしまいますよね。
「この人の実践している方法、こういうメリットがあるんだ。いいな。自分もやってみようかな。」
しかしその実は、それが正しいのかどうかというのは、結局のところ自分で勉強したり、実際にやってみないとわからないことが多々あります。
FXの例であれば、「高金利通貨を買って、スワップ(金利)生活をしているよ!毎日〇円相当のスワップがチャリンチャリンと入ってきます^^」という記事を見て「金利生活…いいなあ。私もやってみよう」という場合、その人にとってその投資家が「第一に指南する人」になります。
彼ら先駆者が受けている恩恵を見て始めようとするわけですが、
「その国の国民ですら買わない通貨だという意味を考えてごらん」「レバレッジは借金ということだよ」「為替は金利を織り込んで動いていくんだよ」…否定的で角度の異なる、言うなれば「毒」のある言い方を見ることによって、”自分の認識の間違いに気づく”ということがあるかもしれません。
ちなみに上記記事例はあくまで私が適当に挙げた架空のケースですので、実際に存在する記事/記者さんへの攻撃ではなく、上記手法を実践している人を”誤っている”とするつもりも一切ありませんのであしからず。
投資なんぞ人それぞれ自分の責任の取れる範囲内でやれば別にどんな手法でもいいと思いますし、正解もない。
一つの意見だけ見てメリットを盲信するのが良くない、というだけです。
何を選ぶかは個人で判断していただければ良いと思いますが、私が今行っているインデックスファンドの積立も同様のことに注意する必要があります。
とりわけリスクへの認識については、インデックス投資についても”悪意なき誤情報”が出回っていることが多いように思います。
インデックス投資のメリットを盲信するのではなく、「本当にそうなのかな」と常に心の片隅に置いておく。
リスクを正しく承知した上で運用を続けていきたいものですね。
(暴落時にこの文言を書くと「暴落して皆が不安な気持ちになっているところに追い打ちかけるようなことを書きやがって…」と言われてしまう可能性があるので、穏やかな相場の時に書いておきます)
他の畑からあえて否定的な情報を探す、ということも重要なのかと思います。
投資について挙げましたが、投資には限らないですよね。
仕事もそうだし、お金のことについてもそうだし、健康についてもそうです。
世の中間違った健康法も多そうですよね。
情報過多の時代、同じ事柄でも 畑の違う人たちから肯定的な情報、否定的な情報をそれぞれ受け取って、自分の中で選択肢を増やすこと。
”自分で情報を取捨選択すること”が必要になるのかもしれないなあ、と思ったのでした。
ちなみに”悪意なき誤情報”は私もブログにのっけたことがあるの。
ごめんね。エヘヘ。
