2015年9月保有投信成績
保有投信の成績はこちら。

変わり映えなし。
シルバーウイークを挟んだためかセゾン投信の約定が遅くて反映されなんだ。
セゾン投信だけ30日時点の損益、その他の損益は25日に記録したものです。(直すの面倒だった…)
下落しているので赤字になってきていますね。よしよし。
この後下がろうが上がろうがいずれにせよやることは変わらんのでボッケエェーと見守りましょう。
さて、ここで終わってしまうのもなんなので、最近インデックス投資ブロガーの間で話題になっている、
「配当込み」「配当除く」指数に関するあれこれについて、簡潔に覚え書き。
◆インデックスファンドが連動を目指すベンチマーク(指数)には、「配当込みの指数」と「配当除く(なし)の指数」が存在する。
「指数が2つある」というこの前提がわからないと「ほへー?」となる。
指数が2つあるって言うのは、日本株に連動する”TOPIX”でも「TOPIX」と「配当込みTOPIX」があるという意味。
ようけ皆がTOPIXって言ってる指数は、配当除く指数のことを指すらしい。普段生きていく上では全然気にならないけど。
↓
◆んでもって、「配当除く」の方の指数は文字通り配当を反映しない指数なわけだけど、実際は株式を保有するファンドは配当金を受け取ることになるので、まあその分(大体1~3%程度)はファンドの成績の方が上振れる。
↓
◆これによって、
・「配当込み指数」に連動を目指すものと「配当除く指数」に連動を目指すものでは、ベンチマークとの乖離を同列比較してはあかんねんな
・配当もらって運用しているのに、配当無し指数連動を目指すとはこれいかに
・ベンチマークから乖離したファンドを、プラスだからと喜んで良いファンドだと持ち上げてんじゃねえよお
・単純にどっちなのかわかりづらい
・これで生じたトラッキングエラーは妥当な評価ができるの?どうなの?
と言われている感じかね。
理解が違ってたらすまん。
個人的には、配当要因で生じた乖離は妥当な評価ができるのかどうか、というのは気になるなあ。
いや別に配当要因以外でもズレる原因はたくさんあるんだろうけど、要因は少ない方が良い。
一個人が目にできる情報は限られているので、これによって乖離要因が増えるとしたらやはり、分析する上でも不透明性の増す「配当除く」は好ましいものではないのだろう。
あれですね、「配当除く」指数に連動を目指すと言いながら実際は配当込み指数連動目指してて運用報告書ではベンチマークより+2%でしたって報告し続ける投信はほら、あの感覚ですよ。
高校の時、周りに「おれ、赤点さえ回避できればいいから。全然勉強してねーし!」とか予防線張ってアホのふりしてた奴が実はめっちゃ猛勉強してて頭いい大学に入学した時のあの感じですよね。
「配当込み」指数に連動を目指すインデックスファンドは最初から第一志望の大学をちゃんと公言してるようなもんで、「配当除く」指数に連動を目指すインデックスファンドは建前で滑り止めの大学を目標にしてるよって言ってる感じかな。
あ、私の勝手なイメージなんで合ってるかはわかりません、これ「例えることでよりわかりにくくなるシリーズ」です。
でもまあね、「頭の良い大学に入ること(良い成績を上げること)」は重視されるけれども、投資の世界においてはその役割はアクティブファンドに望まれることなんですよね。
インデックスファンドの場合は、「公言した大学に公言した点数で入ること(掲げている指数に正確に連動すること)」が求められているわけで、「俺は目指してた大学より高い偏差値の大学に入ってやったぜー!」と言って必ずしも喜ばれるもんじゃないんですよね。
また蛇足ですが、「ベンチマークよりプラスの成績を出しているインデックスファンド」を、「高パフォーマンスを上げる”良い”ファンド」として取り上げる経済誌やマネー記事があるようだけど、これってアクティブファンドで書くことであってインデックスファンドで書くことではないよね。
一連の話題は投信ブロガーでもない投資信託って何ぞ?って人が見たら
「はんにゃ~?」「ふんにゃ~?」と完全に置いてきぼりにされる話題ですが、いろいろな人が取り上げて自分の言葉で説明してくれたおかげでちょっと理解が進んだ。気がする。
もっとも、これらを見て「理解したつもり」にならないようにしないといかんね。
この「配当除く」をベンチマークとしているファンドの不信感や不買啓蒙で、
今年の「投信ブロガーが選ぶ!Fund of Year 2015」の順位に影響してくるかもしれないですね。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015」とは、投資ブロガーがお好きなファンドに投票するもの。
証券会社やマネー誌の利権など関係なく、純粋な個人投資家の意見が反映されるところがミソ。
ちなみにここで受賞するファンド達は証券会社の売れ筋ランキングに載ってる投信とは顔ぶれが違う。
「投資信託」ってくくりなんだけど、違う。
どれくらい違うかって言うと、もうインド人とハンドルかってくらい別物。

このネタはわかる人だけわかればいいと思っている。
これは「投信ブロガー」が選ぶ賞なので、この時期のこういう話題は影響しそう、うおお。
今年は当ブログも投票に参加してみようかな。
有効票になる条件は「審査委員の方々に投資ブログだと判定してもらうこと」らしいので、やたら投資以外の駄文も多い当ブログが判定してもらえるんだかどうだかわかりませんが。
あ、でも相互リンク様に投資ブログが多いから、有効票になるかも~。(ひとまかせ)
本当にどうでもいいけど「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」は「FOY」と略されますが、いっつも「フォイ!」って読んじゃうんだけど私だけじゃないよね?

変わり映えなし。
シルバーウイークを挟んだためかセゾン投信の約定が遅くて反映されなんだ。
セゾン投信だけ30日時点の損益、その他の損益は25日に記録したものです。(直すの面倒だった…)
下落しているので赤字になってきていますね。よしよし。
この後下がろうが上がろうがいずれにせよやることは変わらんのでボッケエェーと見守りましょう。
さて、ここで終わってしまうのもなんなので、最近インデックス投資ブロガーの間で話題になっている、
「配当込み」「配当除く」指数に関するあれこれについて、簡潔に覚え書き。
◆インデックスファンドが連動を目指すベンチマーク(指数)には、「配当込みの指数」と「配当除く(なし)の指数」が存在する。
「指数が2つある」というこの前提がわからないと「ほへー?」となる。
指数が2つあるって言うのは、日本株に連動する”TOPIX”でも「TOPIX」と「配当込みTOPIX」があるという意味。
ようけ皆がTOPIXって言ってる指数は、配当除く指数のことを指すらしい。普段生きていく上では全然気にならないけど。
↓
◆んでもって、「配当除く」の方の指数は文字通り配当を反映しない指数なわけだけど、実際は株式を保有するファンドは配当金を受け取ることになるので、まあその分(大体1~3%程度)はファンドの成績の方が上振れる。
↓
◆これによって、
・「配当込み指数」に連動を目指すものと「配当除く指数」に連動を目指すものでは、ベンチマークとの乖離を同列比較してはあかんねんな
・配当もらって運用しているのに、配当無し指数連動を目指すとはこれいかに
・ベンチマークから乖離したファンドを、プラスだからと喜んで良いファンドだと持ち上げてんじゃねえよお
・単純にどっちなのかわかりづらい
・これで生じたトラッキングエラーは妥当な評価ができるの?どうなの?
と言われている感じかね。
理解が違ってたらすまん。
個人的には、配当要因で生じた乖離は妥当な評価ができるのかどうか、というのは気になるなあ。
いや別に配当要因以外でもズレる原因はたくさんあるんだろうけど、要因は少ない方が良い。
一個人が目にできる情報は限られているので、これによって乖離要因が増えるとしたらやはり、分析する上でも不透明性の増す「配当除く」は好ましいものではないのだろう。
あれですね、「配当除く」指数に連動を目指すと言いながら実際は配当込み指数連動目指してて運用報告書ではベンチマークより+2%でしたって報告し続ける投信はほら、あの感覚ですよ。
高校の時、周りに「おれ、赤点さえ回避できればいいから。全然勉強してねーし!」とか予防線張ってアホのふりしてた奴が実はめっちゃ猛勉強してて頭いい大学に入学した時のあの感じですよね。
「配当込み」指数に連動を目指すインデックスファンドは最初から第一志望の大学をちゃんと公言してるようなもんで、「配当除く」指数に連動を目指すインデックスファンドは建前で滑り止めの大学を目標にしてるよって言ってる感じかな。
あ、私の勝手なイメージなんで合ってるかはわかりません、これ「例えることでよりわかりにくくなるシリーズ」です。
でもまあね、「頭の良い大学に入ること(良い成績を上げること)」は重視されるけれども、投資の世界においてはその役割はアクティブファンドに望まれることなんですよね。
インデックスファンドの場合は、「公言した大学に公言した点数で入ること(掲げている指数に正確に連動すること)」が求められているわけで、「俺は目指してた大学より高い偏差値の大学に入ってやったぜー!」と言って必ずしも喜ばれるもんじゃないんですよね。
また蛇足ですが、「ベンチマークよりプラスの成績を出しているインデックスファンド」を、「高パフォーマンスを上げる”良い”ファンド」として取り上げる経済誌やマネー記事があるようだけど、これってアクティブファンドで書くことであってインデックスファンドで書くことではないよね。
一連の話題は投信ブロガーでもない投資信託って何ぞ?って人が見たら
「はんにゃ~?」「ふんにゃ~?」と完全に置いてきぼりにされる話題ですが、いろいろな人が取り上げて自分の言葉で説明してくれたおかげでちょっと理解が進んだ。気がする。
もっとも、これらを見て「理解したつもり」にならないようにしないといかんね。
この「配当除く」をベンチマークとしているファンドの不信感や不買啓蒙で、
今年の「投信ブロガーが選ぶ!Fund of Year 2015」の順位に影響してくるかもしれないですね。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015」とは、投資ブロガーがお好きなファンドに投票するもの。
証券会社やマネー誌の利権など関係なく、純粋な個人投資家の意見が反映されるところがミソ。
ちなみにここで受賞するファンド達は証券会社の売れ筋ランキングに載ってる投信とは顔ぶれが違う。
「投資信託」ってくくりなんだけど、違う。
どれくらい違うかって言うと、もうインド人とハンドルかってくらい別物。

このネタはわかる人だけわかればいいと思っている。
これは「投信ブロガー」が選ぶ賞なので、この時期のこういう話題は影響しそう、うおお。
今年は当ブログも投票に参加してみようかな。
有効票になる条件は「審査委員の方々に投資ブログだと判定してもらうこと」らしいので、やたら投資以外の駄文も多い当ブログが判定してもらえるんだかどうだかわかりませんが。
あ、でも相互リンク様に投資ブログが多いから、有効票になるかも~。(ひとまかせ)
本当にどうでもいいけど「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」は「FOY」と略されますが、いっつも「フォイ!」って読んじゃうんだけど私だけじゃないよね?
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