SBI債が出ているけど、見送ることにしました
第31回SBI債が出ていますね。
正式名称:SBIホールディングス株式会社2016/2/26満期1.43%円建社債(第31回SBI債)
発行体:SBIホールディングス株式会社
期間:約1年
格付:BBB(R&I)
利率:年1.43%(税引前)
申込単位:額面10万円以上、10万円単位
売出価格:額面100円につき100円
抽選申込期間(ネットのみ):2015/2/16(月)18:00~2/19(木)16:00
発行日:2015/2/26
償還日:2016/2/26
利払日:2015/8/26、2016/2/26
発行額:200億円
申し込みは19日の木曜日まで。
今回も抽選ですので会社員の方でも申し込みできます。
SBI債は申し込んでも抽選に当たらないくらい、非常に人気の社債なのですが。
私は今回申し込まずに見送ります。
正式名称:SBIホールディングス株式会社2016/2/26満期1.43%円建社債(第31回SBI債)
発行体:SBIホールディングス株式会社
期間:約1年
格付:BBB(R&I)
利率:年1.43%(税引前)
申込単位:額面10万円以上、10万円単位
売出価格:額面100円につき100円
抽選申込期間(ネットのみ):2015/2/16(月)18:00~2/19(木)16:00
発行日:2015/2/26
償還日:2016/2/26
利払日:2015/8/26、2016/2/26
発行額:200億円
申し込みは19日の木曜日まで。
今回も抽選ですので会社員の方でも申し込みできます。
SBI債は申し込んでも抽選に当たらないくらい、非常に人気の社債なのですが。
私は今回申し込まずに見送ります。
SBI債はSBIホールディングスが発行する社債です。
前回、2014年11月に第6回SBIホールディングス社債が出た時にSBIホールディングスの事業内容についてはまとめているので割愛。
企業の信用リスクについても3か月くらいしか経っていないので前回とそう判断は変わりません。
前回記事
SBIホールディングス社債が発売
潤沢な資金、事業内容、事業成績、近年の追い風のような相場がSBIホールディングスの収益に及ぼす影響から見て、SBIホールディングス自体が1年以内に倒産する可能性は限りなく低いと判断しています。
しかしだな。
金利がこれなら、一社集中投資でデフォルトリスクを覚悟してまで買う意味はないかなあ…というのが感想です。
(あくまで”倒産しないだろう”と言うのは購入する人の楽観的な予測であり、購入する時はどんな大企業、優良企業の社債でもデフォルトリスクを想定して購入すべきです)
第30回SBI債の金利は1.52%。
第6回SBIホールディングス社債の金利は3年債で2.00%。
(ただしこれは3年債で額面100万以上の申し込み単位なので、1年債10万円~の今回の社債とは条件が違うため比較にはなりませんが)
SBI債に限らず 円建て債券の金利が軒並み下がってきている理由は、日本国債の金利低下とか 金融緩和の影響かなあ…なんてド素人かつド庶民の私は思うわけですが。
・買付手数料(投信を買う時にかかるお金):なし
・信託財産留保額(投信を解約した時にかかるお金):0.1%以下
・信託報酬(投信の運用コスト):約0.4%/年
…の、長期利付国債をメインで運用する国内債券のインデックスファンドのリターンが3年リターンでだいたい2%前後、1年リターンでは3%前後であることを考えると、いくら固定金利とはいえ、SBI債のみならず社債全般に集中投資で突っ込む必要性があまり感じられなくなってきました。
このインデックスファンドのリターンはあくまで過去実績であり これからも約束されているものではありませんので、別に国内債券インデックスファンドに投資した方がリターンが高いとか、社債よりインデックスファンドの方がお得だと主張するわけではありませんので誤解のなきよう。
社債と投信では金融商品としてのリスクやリターン、前提条件が異なりますのでそもそも比較になりません。
ただ、購入しようとする社債が「ボラティリティ(資産価値の変動幅)が低い資産クラスに投資する商品よりも、更にリターンが低い商品」であったとき、社債を購入するリスクはそれに見合っているのか…を考えておくべきじゃないかなあ~と思いました。
社債は”元本保証”の商品ではありません。
得られるであろうリターンと、起こるかもしれないリスクを考えた上で、自己責任で決定するのが私にとっての投資。
”社債”と言うと時間が経てば約束された金利が受け取れるという、定期預金に似たイメージがありますが、そういったイメージに惑わされずに許容できるリスクと見込めるリターンのバランスを考えて運用できるようになりたいなあと思います。
金融緩和が続く限り、円建てで魅力的な社債はしばらくは出ないのかもしれませんね。
(私にとってですが)
でもまあ手堅いSBI債は今回も大人気で売り切れるだろうし、SBI様大好き愛してる!って人もいるかもしれないし、各人で好きなの選んだらいいとも思う

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前回、2014年11月に第6回SBIホールディングス社債が出た時にSBIホールディングスの事業内容についてはまとめているので割愛。
企業の信用リスクについても3か月くらいしか経っていないので前回とそう判断は変わりません。
前回記事
SBIホールディングス社債が発売
潤沢な資金、事業内容、事業成績、近年の追い風のような相場がSBIホールディングスの収益に及ぼす影響から見て、SBIホールディングス自体が1年以内に倒産する可能性は限りなく低いと判断しています。
しかしだな。
金利がこれなら、一社集中投資でデフォルトリスクを覚悟してまで買う意味はないかなあ…というのが感想です。
(あくまで”倒産しないだろう”と言うのは購入する人の楽観的な予測であり、購入する時はどんな大企業、優良企業の社債でもデフォルトリスクを想定して購入すべきです)
第30回SBI債の金利は1.52%。
第6回SBIホールディングス社債の金利は3年債で2.00%。
(ただしこれは3年債で額面100万以上の申し込み単位なので、1年債10万円~の今回の社債とは条件が違うため比較にはなりませんが)
SBI債に限らず 円建て債券の金利が軒並み下がってきている理由は、日本国債の金利低下とか 金融緩和の影響かなあ…なんてド素人かつド庶民の私は思うわけですが。
・買付手数料(投信を買う時にかかるお金):なし
・信託財産留保額(投信を解約した時にかかるお金):0.1%以下
・信託報酬(投信の運用コスト):約0.4%/年
…の、長期利付国債をメインで運用する国内債券のインデックスファンドのリターンが3年リターンでだいたい2%前後、1年リターンでは3%前後であることを考えると、いくら固定金利とはいえ、SBI債のみならず社債全般に集中投資で突っ込む必要性があまり感じられなくなってきました。
このインデックスファンドのリターンはあくまで過去実績であり これからも約束されているものではありませんので、別に国内債券インデックスファンドに投資した方がリターンが高いとか、社債よりインデックスファンドの方がお得だと主張するわけではありませんので誤解のなきよう。
社債と投信では金融商品としてのリスクやリターン、前提条件が異なりますのでそもそも比較になりません。
ただ、購入しようとする社債が「ボラティリティ(資産価値の変動幅)が低い資産クラスに投資する商品よりも、更にリターンが低い商品」であったとき、社債を購入するリスクはそれに見合っているのか…を考えておくべきじゃないかなあ~と思いました。
社債は”元本保証”の商品ではありません。
得られるであろうリターンと、起こるかもしれないリスクを考えた上で、自己責任で決定するのが私にとっての投資。
”社債”と言うと時間が経てば約束された金利が受け取れるという、定期預金に似たイメージがありますが、そういったイメージに惑わされずに許容できるリスクと見込めるリターンのバランスを考えて運用できるようになりたいなあと思います。
金融緩和が続く限り、円建てで魅力的な社債はしばらくは出ないのかもしれませんね。
(私にとってですが)
でもまあ手堅いSBI債は今回も大人気で売り切れるだろうし、SBI様大好き愛してる!って人もいるかもしれないし、各人で好きなの選んだらいいとも思う

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