EXE-i 3ファンドの参考指標・投資対象ファンドが変更&コストが下がるという話
既に投信ブロガーさんの間では話題になっているようですが、EXE-i(エグゼアイ)シリーズの投資対象ファンドと参考指標が変更になるようです。
自分用メモも兼ねて、以下 投資信託に興味のない人にとっての呪文を詠唱します。
色のついた箇所は各ファンドの変更点ですので、ちゃちゃっと飛ばしちゃってください。
【新興国株式ファンド】
<投資対象ファンドの変更>
(変更前)
90%:バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF
10%:i シェアーズ・MSCI・エマージング・マーケット・ミニマム・ボラティリティETF
(変更後)
90%:シュワブエマージング・マーケッツエクイティETF
10%:i シェアーズコアMSCI エマージング・マーケッツETF
<ファンドの費用等に関して>
(変更前)
運用管理費用(信託報酬):0.2484%
投資対象とする投資信託証券の信託報酬:0.16%
-----------------------------------
実質的な負担:0.4084%
(変更後)
運用管理費用(信託報酬):0.2484%
投資対象とする投資信託証券の信託報酬:0.144%
-----------------------------------
実質的な負担:0.3924%
【グローバル中小型株式ファンド】
<投資対象ファンドの変更>
(変更前)
50%:バンガード・スモールキャップETF
40%:i シェアーズMSCI EAFE ・スモールキャップETF
10%:ウィズダムツリー・エマージング・マーケット・スモールキャップ・ディビデンド・ファンド
(変更後)
60%:シュワブU.S.スモールキャップETF
40%:バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF
<参考指標の変更>
(変更前)
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス・スモールキャップ(円換算ベース)
(変更後)
FTSE グローバルスモール・キャップインデックス(円換算ベース)
<ファンドの費用等に関して>
(変更前)
運用管理費用(信託報酬):0.2484%
投資対象とする投資信託証券の信託報酬:0.268%
-----------------------------------
実質的な負担:0.5164%
(変更後)
運用管理費用(信託報酬):0.2484%
投資対象とする投資信託証券の信託報酬:0.128%
-----------------------------------
実質的な負担:0.3764%
【先進国株式ファンド】
<参考指標の変更>
(変更前)
MSCI KOKUSAI(コクサイ)・インデックス(円換算ベース)
(変更後)
FTSE Kaigai(カイガイ)・インデックス(円換算ベース)
ということでした。
呪文詠唱、終わり。
今後も含め、今回のような参考指標や投資先の変更も十分にあり得るということですね。
エグゼアイはファンド・オブ・ファンズ(資産そのものではなく、外部で運用される複数のファンドに投資する二重コストの方式。セゾン投信もファンド・オブ・ファンズです)。
なので、いつの間にか投資先の投資先(ややこしい)が変わることもあり得るということです。
私はEXE-iシリーズでは、新興国株式ファンドと、先進国株式ファンドにお世話になっております。
外国株式投資に一部EXE-iを組み入れている形です。
(他にも外国株は”ニッセイ外国株式インデックスファンド”にも投資しているよ)
この「EXE-i(エグゼアイ)シリーズ」が何なのかと言うと、厳密にはベンチマークに連動する”純粋な”インデックスファンドではなく、コストの安い海外ETF(上場投資信託)の詰め合わせです。
ファンド・オブ・ファンズは自分のファンドと投資先ファンドのコストが二重取りになるので一般的には高コストですが、EXE-iの場合は投資先が超・超低コスト海外ETFであるのと、胴元の取り分を頑張って減らしているという背景があり、低コストが実現できているご様子。
本当にコストを重視する場合は、話題になっている選り取り見取りの50本のバンガードの海外ETFを組み合わせたり、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」でも常に上位を独占しているVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)を直接買う方が低コストなんだけれども、あいつらは外国株式扱いなのでまず外国株式の取り扱いについての勉強が必要です。
EXE-iさんはふつーの投信と同様に外国株式口座がなくても買えるという敷居の低さ。
さて気になるのはコストもですが、パフォーマンスです。
EXE-iシリーズはETFを組み合わせてインデックス連動を目指すものではあるのですが、
以前から「低コストファンド出たよー!」と みんなからキャッキャと歓迎されつつも、
「実質コストを考えると見た目よりはちょっとコストあるよね、それでも既存のインデックスファンドより安いけど」
「投資信託証券の組み入れ比率が低いから、インデックス連動目指すには無理あるんじゃないwww」
「なんで新興国株式にボラ(=変動幅)の低いi シェアーズ・MSCI・エマージング・マーケット・ミニマム・ボラティリティETFなんて組み入れてんの?ww ファンドオブファンズだから組み合わせないといけないとは言え他に選択肢あるでしょw」
「参考指標が他のインデックスファンドと違うからトラッキングエラーの比較できないじゃん」
「SBIポイントがつかないなんて残念な子」
なんてちょっと辛口に言われてきたエグゼアイちゃん。
今回の変更で解決しそうなものもありますが。
投信ブロガーさんの反応では「投資家の選択肢が増えるのは歓迎する!でも毛色が違うからしばらくウォッチしよ」という感じで少し距離を置かれている印象です。
低コストなファンドが上位を独占した「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2014」にも上位10位以内に一つもランクインしていないあたりに距離を感じます。
2013年に生まれた歴史が浅いファンドで資産規模もそんなに大きくないので上記要因も合わせて”様子見”されているのでしょうか?
かく言う私も各資産クラスへの投資をEXE-iで統一するのはちょっと怖いので避けています。
全力でやってみて コストは低いけどトラッキングエラーが大きいとかだったら困るんや。
半年後、数年後にまた良かれ悪かれ、評価が変わってくるでしょう。
ただ、投資家に還元する姿勢の感じられる低コスト志向のファンドは好感が持てます。
というわけでこれからも様子見を兼ねて少額ずつ投資してみようと思います。

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色のついた箇所は各ファンドの変更点ですので、ちゃちゃっと飛ばしちゃってください。
【新興国株式ファンド】
<投資対象ファンドの変更>
(変更前)
90%:バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF
10%:i シェアーズ・MSCI・エマージング・マーケット・ミニマム・ボラティリティETF
(変更後)
90%:シュワブエマージング・マーケッツエクイティETF
10%:i シェアーズコアMSCI エマージング・マーケッツETF
<ファンドの費用等に関して>
(変更前)
運用管理費用(信託報酬):0.2484%
投資対象とする投資信託証券の信託報酬:0.16%
-----------------------------------
実質的な負担:0.4084%
(変更後)
運用管理費用(信託報酬):0.2484%
投資対象とする投資信託証券の信託報酬:0.144%
-----------------------------------
実質的な負担:0.3924%
【グローバル中小型株式ファンド】
<投資対象ファンドの変更>
(変更前)
50%:バンガード・スモールキャップETF
40%:i シェアーズMSCI EAFE ・スモールキャップETF
10%:ウィズダムツリー・エマージング・マーケット・スモールキャップ・ディビデンド・ファンド
(変更後)
60%:シュワブU.S.スモールキャップETF
40%:バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF
<参考指標の変更>
(変更前)
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス・スモールキャップ(円換算ベース)
(変更後)
FTSE グローバルスモール・キャップインデックス(円換算ベース)
<ファンドの費用等に関して>
(変更前)
運用管理費用(信託報酬):0.2484%
投資対象とする投資信託証券の信託報酬:0.268%
-----------------------------------
実質的な負担:0.5164%
(変更後)
運用管理費用(信託報酬):0.2484%
投資対象とする投資信託証券の信託報酬:0.128%
-----------------------------------
実質的な負担:0.3764%
【先進国株式ファンド】
<参考指標の変更>
(変更前)
MSCI KOKUSAI(コクサイ)・インデックス(円換算ベース)
(変更後)
FTSE Kaigai(カイガイ)・インデックス(円換算ベース)
ということでした。
呪文詠唱、終わり。
今後も含め、今回のような参考指標や投資先の変更も十分にあり得るということですね。
エグゼアイはファンド・オブ・ファンズ(資産そのものではなく、外部で運用される複数のファンドに投資する二重コストの方式。セゾン投信もファンド・オブ・ファンズです)。
なので、いつの間にか投資先の投資先(ややこしい)が変わることもあり得るということです。
私はEXE-iシリーズでは、新興国株式ファンドと、先進国株式ファンドにお世話になっております。
外国株式投資に一部EXE-iを組み入れている形です。
(他にも外国株は”ニッセイ外国株式インデックスファンド”にも投資しているよ)
この「EXE-i(エグゼアイ)シリーズ」が何なのかと言うと、厳密にはベンチマークに連動する”純粋な”インデックスファンドではなく、コストの安い海外ETF(上場投資信託)の詰め合わせです。
ファンド・オブ・ファンズは自分のファンドと投資先ファンドのコストが二重取りになるので一般的には高コストですが、EXE-iの場合は投資先が超・超低コスト海外ETFであるのと、胴元の取り分を頑張って減らしているという背景があり、低コストが実現できているご様子。
本当にコストを重視する場合は、話題になっている選り取り見取りの50本のバンガードの海外ETFを組み合わせたり、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」でも常に上位を独占しているVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)を直接買う方が低コストなんだけれども、あいつらは外国株式扱いなのでまず外国株式の取り扱いについての勉強が必要です。
EXE-iさんはふつーの投信と同様に外国株式口座がなくても買えるという敷居の低さ。
さて気になるのはコストもですが、パフォーマンスです。
EXE-iシリーズはETFを組み合わせてインデックス連動を目指すものではあるのですが、
以前から「低コストファンド出たよー!」と みんなからキャッキャと歓迎されつつも、
「実質コストを考えると見た目よりはちょっとコストあるよね、それでも既存のインデックスファンドより安いけど」
「投資信託証券の組み入れ比率が低いから、インデックス連動目指すには無理あるんじゃないwww」
「なんで新興国株式にボラ(=変動幅)の低いi シェアーズ・MSCI・エマージング・マーケット・ミニマム・ボラティリティETFなんて組み入れてんの?ww ファンドオブファンズだから組み合わせないといけないとは言え他に選択肢あるでしょw」
「参考指標が他のインデックスファンドと違うからトラッキングエラーの比較できないじゃん」
「SBIポイントがつかないなんて残念な子」
なんてちょっと辛口に言われてきたエグゼアイちゃん。
今回の変更で解決しそうなものもありますが。
投信ブロガーさんの反応では「投資家の選択肢が増えるのは歓迎する!でも毛色が違うからしばらくウォッチしよ」という感じで少し距離を置かれている印象です。
低コストなファンドが上位を独占した「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year2014」にも上位10位以内に一つもランクインしていないあたりに距離を感じます。
2013年に生まれた歴史が浅いファンドで資産規模もそんなに大きくないので上記要因も合わせて”様子見”されているのでしょうか?
かく言う私も各資産クラスへの投資をEXE-iで統一するのはちょっと怖いので避けています。
全力でやってみて コストは低いけどトラッキングエラーが大きいとかだったら困るんや。
半年後、数年後にまた良かれ悪かれ、評価が変わってくるでしょう。
ただ、投資家に還元する姿勢の感じられる低コスト志向のファンドは好感が持てます。
というわけでこれからも様子見を兼ねて少額ずつ投資してみようと思います。

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