好調な相場の時こそリスク管理を徹底
2013年、2014年の相場は円安傾向、上昇トレンドでした。
当たるかは知りませんが、2015年の傾向は「ゆるやかな円安傾向」と予測するエコノミストも多いようです。
アベノミクスで株価は上がり、リーマンショック前の水準にドル円が戻り、日銀の金融緩和で更に上昇。
とても好調な相場です。
当たるかは知りませんが、2015年の傾向は「ゆるやかな円安傾向」と予測するエコノミストも多いようです。
アベノミクスで株価は上がり、リーマンショック前の水準にドル円が戻り、日銀の金融緩和で更に上昇。
とても好調な相場です。
私もそうですが、資産運用ブログの多くはここ数年以内に運用を開始したブログです。
数ある投資ブログのうち、リーマンショックを経験している古参の投資ブログを拝見すると、好調な相場時こそリスク管理について警鐘を鳴らしている方も多いように思います。
大々的に取り上げるのではなく、ぽつりと一言添えるような警鐘ですが…
上げ相場には強気な投資ブログが増え、下げ相場には更新が止まり、いつの間にか数が減り、淘汰されていく。
私が拝見したブログのうち、2008年で更新が止まっているものもいくつかあります。
投資ブログの数は、投資家の数にも比例します。
私の中ではリーマンショック時の変動が「大暴落した時の基準」になっていますが、今後リーマンショックより激しい暴落が来るかもしれません。
先月のスイスフラン・ショックはリーマンショックを想定しているくらいではまだまだ危機管理が足りないと思わせる、
「ありえないということはありえない」暴落でした。
集中投資の怖さを片鱗だけ味わった気がします。
集中投資であんな魔貫光殺砲食らったら即死です。
四身の拳(分散投資)であらかじめ分身を各地に分けておく必要があることを再認識しました。
ルーブルやフランだけでなく、他の通貨も安全とは限りません。
豪ドルでも、南アランドでも、そしてよその国だけでなく円でも同等のことが起こるかもしれません。
リスク管理と言っても、私がやることは多くありません。
・アセットアロケーション(資産配分)のリスクを見直すこと。
・アクティブ投資への投資額・投資手法を見直すこと。
私の場合はREITや債券をうっかり先に積み立ててしまったことがあり、調整していかないといけないのですが…
通常は既に始める前から暴落を想定して決めているアセットアロケーションを変える必要はありません。
含み益や他の方のブログを見ると、投信の積立額を増やしたくなってしまいますが。
よそはよそ、うちはうち。
長期積立投資は現状維持。
積立額は変えずにドルコスト平均法(毎月定額で積み立てる)で淡々と続けます。
次にもし積立額を増やすとしたら、下落トレンドが来た時。
みるみるうちにこれまで積み立ててきたものがマイナスになっていくでしょうから、そのさまを見て、それでも積立額を増やそうと思えた時こそ増額しようと思います。
というわけで、定期的に見直していくのは
アクティブ投資への投資額・投資手法です。
アクティブ投資への投資額は自分で決めたルール、「投機的運用は損失が全資産の5%を超えない金額で行う。」に基づく額になります。
このルールでは現時点でアクティブ投資には88万円まで使ってよい計算ですが、個別株に突っ込んでいる資金は少しずつ減らしていて、75万円くらい突っ込んでいたのが今は、45万円(全体の2.5%)くらいですかね。
現在個別株については+4万円くらいの含み益が出ていますが、優待目的の株が1つ2つ値を上げているだけで極端な話、明日にはマイナスになっている可能性がありますので喜ぶのは利益確定した時だけにしておきます。
投資額としては総資産の3%以下におさまり、許容範囲内です。
余力も残っているので3月の決算期に向けていくつか買えそうなものがあれば増やしてもいいかもしれません。
FXでのアクティブ投資は個別株にお熱だったこともあり、お休み中。
アクティブ投資として保有しているポジションはゼロです。
(少額積み立てている通貨はあります)
もともと業者の信用リスクについてはスイスショック以前からブログでもちょいちょい懸念していたのですが…
となりの庭で魔貫光殺砲が発動したのを目の当たりにすると実感を伴います。
全ての業者がそうではないのですが、スイスショックで顧客に損失を押し付けるような対応をした業者があるのは事実。
私が口座を持っている業者でも”負の実績”がついた業者があるので、さっさと撤退しました。
FXを今後どうするかは検討中です。
5%ルールを相場の調子によって変えることは絶対にありません。
もともと好調な相場(砂上の楼閣)に惑わされないように設定しているものです。
アクティブ投資の投資額を増やしたければ自身が頑張って総資産を増やすしかありません。
そうすれば 増やした資産額の5%分を種銭として増額できます。
「想定」と「実際」では、恐らく精神的なダメージの尺度が違います。
全ての銘柄が含み損でまっかっかー。 は最初に覚悟していてもいざ目の当たりにすると「うわあ」となるでしょうから、耐性はつけておいた方が良いです。
「全ての銘柄がまっかっか」は少額の個別株で経験することによって耐性がついてきたので、自分の「本当の(=精神的な)許容リスク」の見直しには、私のような素人にとってはすごく役に立ちます。
ただ、マイナス表示への慣れは経験になるのかもしれませんが、ある意味ではリスク管理への注意が散漫になる要因ともなりかねません。
運用自体は浅い自身の経験よりも、先人の歴史に学ぶ方が良さそうですね。
素人が強制退場にならないためには、リスク管理をしっかりすること。
リスクを取りすぎないこと。
リターンを出すことは万人には難しいですが、リスク管理は事前に誰でもできます。
ほったらかし投資を採用しているせいか、「リスク管理を意識しなくちゃ」とは言ってみても、結局何も手を加えることはなかったですね。
性格や年代にもよるでしょうけれども、20代チキンの運用法はこれでいいと思っています。

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数ある投資ブログのうち、リーマンショックを経験している古参の投資ブログを拝見すると、好調な相場時こそリスク管理について警鐘を鳴らしている方も多いように思います。
大々的に取り上げるのではなく、ぽつりと一言添えるような警鐘ですが…
上げ相場には強気な投資ブログが増え、下げ相場には更新が止まり、いつの間にか数が減り、淘汰されていく。
私が拝見したブログのうち、2008年で更新が止まっているものもいくつかあります。
投資ブログの数は、投資家の数にも比例します。
私の中ではリーマンショック時の変動が「大暴落した時の基準」になっていますが、今後リーマンショックより激しい暴落が来るかもしれません。
先月のスイスフラン・ショックはリーマンショックを想定しているくらいではまだまだ危機管理が足りないと思わせる、
「ありえないということはありえない」暴落でした。
集中投資の怖さを片鱗だけ味わった気がします。
集中投資であんな魔貫光殺砲食らったら即死です。
四身の拳(分散投資)であらかじめ分身を各地に分けておく必要があることを再認識しました。
ルーブルやフランだけでなく、他の通貨も安全とは限りません。
豪ドルでも、南アランドでも、そしてよその国だけでなく円でも同等のことが起こるかもしれません。
リスク管理と言っても、私がやることは多くありません。
・アセットアロケーション(資産配分)のリスクを見直すこと。
・アクティブ投資への投資額・投資手法を見直すこと。
私の場合はREITや債券をうっかり先に積み立ててしまったことがあり、調整していかないといけないのですが…
通常は既に始める前から暴落を想定して決めているアセットアロケーションを変える必要はありません。
含み益や他の方のブログを見ると、投信の積立額を増やしたくなってしまいますが。
よそはよそ、うちはうち。
長期積立投資は現状維持。
積立額は変えずにドルコスト平均法(毎月定額で積み立てる)で淡々と続けます。
次にもし積立額を増やすとしたら、下落トレンドが来た時。
みるみるうちにこれまで積み立ててきたものがマイナスになっていくでしょうから、そのさまを見て、それでも積立額を増やそうと思えた時こそ増額しようと思います。
というわけで、定期的に見直していくのは
アクティブ投資への投資額・投資手法です。
アクティブ投資への投資額は自分で決めたルール、「投機的運用は損失が全資産の5%を超えない金額で行う。」に基づく額になります。
このルールでは現時点でアクティブ投資には88万円まで使ってよい計算ですが、個別株に突っ込んでいる資金は少しずつ減らしていて、75万円くらい突っ込んでいたのが今は、45万円(全体の2.5%)くらいですかね。
現在個別株については+4万円くらいの含み益が出ていますが、優待目的の株が1つ2つ値を上げているだけで極端な話、明日にはマイナスになっている可能性がありますので喜ぶのは利益確定した時だけにしておきます。
投資額としては総資産の3%以下におさまり、許容範囲内です。
余力も残っているので3月の決算期に向けていくつか買えそうなものがあれば増やしてもいいかもしれません。
FXでのアクティブ投資は個別株にお熱だったこともあり、お休み中。
アクティブ投資として保有しているポジションはゼロです。
(少額積み立てている通貨はあります)
もともと業者の信用リスクについてはスイスショック以前からブログでもちょいちょい懸念していたのですが…
となりの庭で魔貫光殺砲が発動したのを目の当たりにすると実感を伴います。
全ての業者がそうではないのですが、スイスショックで顧客に損失を押し付けるような対応をした業者があるのは事実。
私が口座を持っている業者でも”負の実績”がついた業者があるので、さっさと撤退しました。
FXを今後どうするかは検討中です。
5%ルールを相場の調子によって変えることは絶対にありません。
もともと好調な相場(砂上の楼閣)に惑わされないように設定しているものです。
アクティブ投資の投資額を増やしたければ自身が頑張って総資産を増やすしかありません。
そうすれば 増やした資産額の5%分を種銭として増額できます。
「想定」と「実際」では、恐らく精神的なダメージの尺度が違います。
全ての銘柄が含み損でまっかっかー。 は最初に覚悟していてもいざ目の当たりにすると「うわあ」となるでしょうから、耐性はつけておいた方が良いです。
「全ての銘柄がまっかっか」は少額の個別株で経験することによって耐性がついてきたので、自分の「本当の(=精神的な)許容リスク」の見直しには、私のような素人にとってはすごく役に立ちます。
ただ、マイナス表示への慣れは経験になるのかもしれませんが、ある意味ではリスク管理への注意が散漫になる要因ともなりかねません。
運用自体は浅い自身の経験よりも、先人の歴史に学ぶ方が良さそうですね。
素人が強制退場にならないためには、リスク管理をしっかりすること。
リスクを取りすぎないこと。
リターンを出すことは万人には難しいですが、リスク管理は事前に誰でもできます。
ほったらかし投資を採用しているせいか、「リスク管理を意識しなくちゃ」とは言ってみても、結局何も手を加えることはなかったですね。
性格や年代にもよるでしょうけれども、20代チキンの運用法はこれでいいと思っています。

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