購入を避ける金融商品2
前回の記事の続きです。
購入を避ける金融商品
専門知識の無い投資素人が注意するべき、簡易的な基準が3つ。
(あくまで私の場合ね!)
1つめは証券会社がオススメ!する商品。
購入を避ける金融商品
専門知識の無い投資素人が注意するべき、簡易的な基準が3つ。
(あくまで私の場合ね!)
1つめは証券会社がオススメ!する商品。
2.「初心者におすすめです」
「女性の方でも安心です」
「主婦の私でも買えました!」
というような「無知な人大歓迎」とばかりに作られたであろう売り文句が入っている商品は避けます。
これらの売り文句が入った商品の説明を(念のため)目を通してみると、
前の記事の「証券会社がおすすめする商品」と同様に、
メリットはわかりやすく書いてあるのですが、
デメリットの説明は簡素で、しかも自分で計算したら高コストであることが多いです。
初心者向けを謳いながら、ぜんぜん初心者向けじゃありません。
前記事でも似たようなことに触れましたが、
「初心者向け」と謳う商品は
我々はそのままこのフレーズを聞いて
「初心者にもわかりやすい仕組みで、簡単に、儲かるんだ!」と自分の都合の良いように脳内変換しますが、
売る側からすれば 「初心者に買って欲しい商品」 だから 「初心者向け」 と文言をつけるのです。
言い方は悪いですが、
「ろくにリスクリターンやコストを計算できない(気づかない)バカに買ってほしい」
という意図が隠れている商品が往々にして存在します。
そもそも「女性の方でも~」「主婦の私でも~」というフレーズを使うということは、
これを売る側の人間は「女性や主婦はすべからく投資に無知である」という前提でこの文言を思いついたわけです。
主婦の私でも買えましたって、クリックするだけのこともできんと思われているということですよ。
(ああでも確かこの文言は不動産商品で見たかな)
こういった表現をする以上、これに食いつく購入者はカモだと思われているのでは?
男性でも気をつけるべきです。
同様の理由で、「女性向け」と謳われる商品は避けます。
〇年ごとに△万返ってくる保険とかね。
私は初心者で女性ですけどね。
ちなみに、
最近は退職金の運用を目的とした「高齢者向け」の商品や、NISA開設に伴う「NISA向け」商品が出ています。
前の記事でしらいゆうきさんからコメントで、
「某大手証券会社が、NISA向け投信を1.64%(だったと思う)で売ってましたが、驚くべきことにインデックス(@_@;)
さすがにボッタクリ過ぎでしょう」
「各金融機関が設けている退職金向けの投信と定期預金のハーフ&ハーフもひどいですね。
定期預金3.8%(3か月)つまり、1.3%弱、投信手数料3.24%+信託報酬1.9%
よく考えると最初から損してますけど、得するように見えるのが不思議」
等情報をいただきました。ありがとうございます。
同様の理由でこういった文言にも注意した方が良いでしょう。
「NISA向け」が果たして
「利益がたくさん出るから利益が非課税になるNISA向けですよ~」という前向きな理由なのか、
「払うはずの税金がないんだからその分手数料上乗せしとくね☆」という理由なのか、
誰も教えてくれませんので自分で判断しましょう。
「〇〇向け商品」とは、「〇〇に買わせたい商品」と変換します。
必ずしも〇〇に当てはまる人が買っても儲かるとは限りません。
自分の名義で自己の判断のもと、自分の資金を投入する以上、全て自己責任です。
自分で勉強して、わからないならやめておくべき。
初心者であること、女性であることなど、市場では一切関係ありません。
自分の決断が出した損失は 全て自分に帰結します。
知らなかったとか、ここまで損になるとは思わなかったとか、後で泣き言言っても通らないのです。
目論見書に書いてあるのなら詐欺ではなくただの無知です。
3.「こんなに儲けたぜえぇ!」のブログや、むやみに褒める口コミが多い
要はステマです。
※ステマ:ステルスマーケット。利用者の口コミなどを装い、見る人に広告と気づかせないような広告。
情報商材などネットの口コミを主な情報源とするものです。
具体的な例を挙げると無許可の海外業者が運営しているバイナリーオプションですね。
(金融庁に許可を得てもちろん健常に運営しているであろう業者もありますが)
※バイナリーオプション:相場が一定時間後に上がるか下がるか予想し、当たった場合は資金が増え、はずれた場合は掛け金を没収されるFX投資…と私は思っています。やったことがないので違ったらゴメンナサイ
金融庁が9月に警告を出しましたが、それまでにも長らくステマが横行していました。
まあ、今もね。
こんなこと書いたらこのブログにも「バイナリーは合法で詐欺じゃないんですよ。わかってます?ぼく月100万稼いでますからww貧乏人乙www」みたいなコメント来るかもしれませんが、
バイナリーオプションは損失を被った場合は言わずもがな、
利益を出した場合はその後口座から出金できないというトラブルがあり、
金融庁から無登録の海外業者に対して警告が出ています。
⇒参考
もちろんバイナリー自体は合法であり、まっとうな業者でしっかり利益を出している人もいるでしょうが。
これらのステマはいくつか見てますが巧妙なものもあり悪質でしたね。
バイナリーに限らず
「月収14万の俺が3か月で300万の副収入!」
「専業主婦の私が1000万稼ぎました。今日は20万円☆」
とのたまい利益を出し続けているブログはまあまず架空ブログだろうと思います。
見分け方は非常に簡単で、「私がやっているのは、たったこれだけです」と アフィに誘導したり、メルマガ購読に登録させたりするサイトですね。
メルマガは無料を謳っていますが、そのうち儲かる情報(笑)は有料になるのでしょう。
こういうサイトはリスクはもちろん、かかっているはずの税金のこととか確定申告など実務的なことは一切書いてません。
いくら儲けたとか何pips取ったとか、そういう夢が見れそうな情報だけです。
ちなみにこの3の理由で、むやみやたらと絶賛する口コミの多いセゾン投信もちょっと警戒してましたが、
これに関しては セゾン投信を褒めるだけの専用ブログではなく、様々な資産運用を検討するサイト等で
数ある商品の一つとして取り上げたうえで「良いとする理由」「考えられるデメリット」が明確そして平等に挙げられており、かつそれが私にとって 納得のいくものでした。
セゾン投信に対する口コミ(評価)は概ね正当であると判断しています。
巷にはたくさん情報が溢れているけど、そう簡単には儲かるまいよ

にほんブログ村
「女性の方でも安心です」
「主婦の私でも買えました!」
というような「無知な人大歓迎」とばかりに作られたであろう売り文句が入っている商品は避けます。
これらの売り文句が入った商品の説明を(念のため)目を通してみると、
前の記事の「証券会社がおすすめする商品」と同様に、
メリットはわかりやすく書いてあるのですが、
デメリットの説明は簡素で、しかも自分で計算したら高コストであることが多いです。
初心者向けを謳いながら、ぜんぜん初心者向けじゃありません。
前記事でも似たようなことに触れましたが、
「初心者向け」と謳う商品は
我々はそのままこのフレーズを聞いて
「初心者にもわかりやすい仕組みで、簡単に、儲かるんだ!」と自分の都合の良いように脳内変換しますが、
売る側からすれば 「初心者に買って欲しい商品」 だから 「初心者向け」 と文言をつけるのです。
言い方は悪いですが、
「ろくにリスクリターンやコストを計算できない(気づかない)バカに買ってほしい」
という意図が隠れている商品が往々にして存在します。
そもそも「女性の方でも~」「主婦の私でも~」というフレーズを使うということは、
これを売る側の人間は「女性や主婦はすべからく投資に無知である」という前提でこの文言を思いついたわけです。
主婦の私でも買えましたって、クリックするだけのこともできんと思われているということですよ。
(ああでも確かこの文言は不動産商品で見たかな)
こういった表現をする以上、これに食いつく購入者はカモだと思われているのでは?
男性でも気をつけるべきです。
同様の理由で、「女性向け」と謳われる商品は避けます。
〇年ごとに△万返ってくる保険とかね。
私は初心者で女性ですけどね。
ちなみに、
最近は退職金の運用を目的とした「高齢者向け」の商品や、NISA開設に伴う「NISA向け」商品が出ています。
前の記事でしらいゆうきさんからコメントで、
「某大手証券会社が、NISA向け投信を1.64%(だったと思う)で売ってましたが、驚くべきことにインデックス(@_@;)
さすがにボッタクリ過ぎでしょう」
「各金融機関が設けている退職金向けの投信と定期預金のハーフ&ハーフもひどいですね。
定期預金3.8%(3か月)つまり、1.3%弱、投信手数料3.24%+信託報酬1.9%
よく考えると最初から損してますけど、得するように見えるのが不思議」
等情報をいただきました。ありがとうございます。
同様の理由でこういった文言にも注意した方が良いでしょう。
「NISA向け」が果たして
「利益がたくさん出るから利益が非課税になるNISA向けですよ~」という前向きな理由なのか、
「払うはずの税金がないんだからその分手数料上乗せしとくね☆」という理由なのか、
誰も教えてくれませんので自分で判断しましょう。
「〇〇向け商品」とは、「〇〇に買わせたい商品」と変換します。
必ずしも〇〇に当てはまる人が買っても儲かるとは限りません。
自分の名義で自己の判断のもと、自分の資金を投入する以上、全て自己責任です。
自分で勉強して、わからないならやめておくべき。
初心者であること、女性であることなど、市場では一切関係ありません。
自分の決断が出した損失は 全て自分に帰結します。
知らなかったとか、ここまで損になるとは思わなかったとか、後で泣き言言っても通らないのです。
目論見書に書いてあるのなら詐欺ではなくただの無知です。
3.「こんなに儲けたぜえぇ!」のブログや、むやみに褒める口コミが多い
要はステマです。
※ステマ:ステルスマーケット。利用者の口コミなどを装い、見る人に広告と気づかせないような広告。
情報商材などネットの口コミを主な情報源とするものです。
具体的な例を挙げると無許可の海外業者が運営しているバイナリーオプションですね。
(金融庁に許可を得てもちろん健常に運営しているであろう業者もありますが)
※バイナリーオプション:相場が一定時間後に上がるか下がるか予想し、当たった場合は資金が増え、はずれた場合は掛け金を没収されるFX投資…と私は思っています。やったことがないので違ったらゴメンナサイ
金融庁が9月に警告を出しましたが、それまでにも長らくステマが横行していました。
まあ、今もね。
こんなこと書いたらこのブログにも「バイナリーは合法で詐欺じゃないんですよ。わかってます?ぼく月100万稼いでますからww貧乏人乙www」みたいなコメント来るかもしれませんが、
バイナリーオプションは損失を被った場合は言わずもがな、
利益を出した場合はその後口座から出金できないというトラブルがあり、
金融庁から無登録の海外業者に対して警告が出ています。
⇒参考
もちろんバイナリー自体は合法であり、まっとうな業者でしっかり利益を出している人もいるでしょうが。
これらのステマはいくつか見てますが巧妙なものもあり悪質でしたね。
バイナリーに限らず
「月収14万の俺が3か月で300万の副収入!」
「専業主婦の私が1000万稼ぎました。今日は20万円☆」
とのたまい利益を出し続けているブログはまあまず架空ブログだろうと思います。
見分け方は非常に簡単で、「私がやっているのは、たったこれだけです」と アフィに誘導したり、メルマガ購読に登録させたりするサイトですね。
メルマガは無料を謳っていますが、そのうち儲かる情報(笑)は有料になるのでしょう。
こういうサイトはリスクはもちろん、かかっているはずの税金のこととか確定申告など実務的なことは一切書いてません。
いくら儲けたとか何pips取ったとか、そういう夢が見れそうな情報だけです。
ちなみにこの3の理由で、むやみやたらと絶賛する口コミの多いセゾン投信もちょっと警戒してましたが、
これに関しては セゾン投信を褒めるだけの専用ブログではなく、様々な資産運用を検討するサイト等で
数ある商品の一つとして取り上げたうえで「良いとする理由」「考えられるデメリット」が明確そして平等に挙げられており、かつそれが私にとって 納得のいくものでした。
セゾン投信に対する口コミ(評価)は概ね正当であると判断しています。
巷にはたくさん情報が溢れているけど、そう簡単には儲かるまいよ

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