マネープランを考え始めるきっかけ
コメントで質問をいただきましたので、記事で振り返ってみたいと思います。
いただいたコメントから質問部を一部抜粋。
(コメント者さんの情報に関しては削除してあります)
「投資や、お金のことを知るにつけ、時間の大事さを感じます。投資を始めるスタートを早くすること。お金というものを意識し、どう利用すべきなのかを考えること。こういう訓練をもっと早くすべきだったと最近、とみに思っています。
ITTINさんは、お若いにもかかわらず、早い段階からお金というものを意識し、自分の人生とマネープランを考えておられますね。
何かきっかけなどはあったのでしょうか?
育った環境の中で、そういう教育を自然と受けられたのでしょうか?
それとも、ご自身で得た何かがあったのでしょうか?
もし、ITTINさんの経験や、考え方、このようなマネーリテラシーを持つにいたった経緯?をご教示いただけますと、大変、参考になります。 」
というコメントでした。
特に「これがきっかけ!」という波乱万丈な出来事があったわけでもなく(←タイトル全否定)、
投資とは無縁の環境で育ってきたのですが。
私には自分の面倒を自分で見なければならない背景があります。
というわけで追記が一般庶民の私の、「何の変哲もない生い立ち」という、
誰得情報しかも長文でのコメント回答だということは最初に明記しておきます。
いただいたコメントから質問部を一部抜粋。
(コメント者さんの情報に関しては削除してあります)
「投資や、お金のことを知るにつけ、時間の大事さを感じます。投資を始めるスタートを早くすること。お金というものを意識し、どう利用すべきなのかを考えること。こういう訓練をもっと早くすべきだったと最近、とみに思っています。
ITTINさんは、お若いにもかかわらず、早い段階からお金というものを意識し、自分の人生とマネープランを考えておられますね。
何かきっかけなどはあったのでしょうか?
育った環境の中で、そういう教育を自然と受けられたのでしょうか?
それとも、ご自身で得た何かがあったのでしょうか?
もし、ITTINさんの経験や、考え方、このようなマネーリテラシーを持つにいたった経緯?をご教示いただけますと、大変、参考になります。 」
というコメントでした。
特に「これがきっかけ!」という波乱万丈な出来事があったわけでもなく(←タイトル全否定)、
投資とは無縁の環境で育ってきたのですが。
私には自分の面倒を自分で見なければならない背景があります。
というわけで追記が一般庶民の私の、「何の変哲もない生い立ち」という、
誰得情報しかも長文でのコメント回答だということは最初に明記しておきます。
私の育った家庭は不必要な出費に関しては大変シビアでした。
欲しいものは大体 「よそはよそ、うちはうち」という必殺技 を発動され手に入らないので、自分でお年玉を貯めて買うか クリスマスや誕生日を狙って買ってもらっていました。
投資に触れることのない家庭でしたし、洋服欲しいと言っても「え?この前買ってあげたばかりじゃん(←1年前)」というのもザラでした。
では私はお金がかからない子だったのかと言うと、全くそんなことはありません。
学費にメチャメチャかかりました。
私には中学生くらいの頃からずっと目指していた職業があったのですが、その道を歩むための門は限られていて、アホな私には必要な大学に受かること自体が難関で、しかも高額でした。
10年経っても いまだ、「もうこりごりだ」と 我が家の笑いネタになるほどに必死で勉強しました。
「勉強させてください」と親に頭を下げたのは後にも先にもこれきりですね。
合格通知が届いた時、母親がはしゃぎすぎて私がなだめる羽目になりました。
実家からは通えない距離の大学だったので、壁うっすうすの安いアパートを借りて下宿することになり、相場より安いとはいえここでもお金がかかりました。
アパートの住人は同じ大学の学生ばかりで、〇号室に集合!とアパートの住人同士でワイワイしたり、ノートや過去問を貸し借りしたり、車を持っている人に乗せてもらってドライブに行ったり(金持ち!)。楽しいことがたくさんありました。
大学には楽しくてやさしい人がたくさんいて、一生大事にしたい友達もたくさんできました。
贅沢できるお金はありませんでしたが、本当に人に恵まれた、幸せな学生時代を過ごしたと思います。
「留年したらもう うちはお金出せないからねwww」と本気で言われていたので、これまた勉強、勉強、勉強。
どうにかギリギリで試験に受かり、目指していた職業に就きました。
働き始めて間もない頃、親に「仕事はどう?辞めたくならない?」と聞かれたので、
「いつでも辞めてやる~と思いながら仕事してるよ。
でも今辞めたって、次も同じだと思う。
もう少し続けて、自分の技能と経験を増やして、どこに行っても困らないキャリアができたら考えるよ」
もし結婚するということがあった時のために、再就職先に困らない程度の技能、資格、経験を修得しておくべきだと思い、
そう答えると ほっとした顔をして、親が言いました。
「ITTINはこれで大丈夫だね。お母さん達の役目はこれでやっと終わったよ」
「親の役目? 何それ?」
「ITTINが一人でも稼いで生きていけるようにすることだよ。
お父さんとお母さんが大事だと思ってやってきたのは、子供にお金を残すことじゃなくて、ITTIN自身が知識や経験を身につけて、稼ぐ力、生活できる力をつけるようにすることなんだよ」
「親は、子供より先にいなくなるものだからね。
お金を子供に残したって、生み出す力がなければ残したお金はいつかなくなる。
これでお父さんたちがどうにかなっても、大丈夫。
うちにお金がなくなっても、大丈夫。
ITTINには、自分で稼いで生活できる力があるからね」
「もうお母さんたちは、あんたたちの学費にすねかじられてお金ないからね~。
自分たちの老後の準備をするので精いっぱいなの。
あなたに買ってあげた服は少なかったし、たくさんのお金はあげられなかったね。
よく我慢したね。 ごめんね。
あなたに買ってあげるはずだった洋服のお金は、あなたが自分で稼げるようになるための学費に使ったのよ。
これからは自分で稼いで、好きな洋服やかばん、今までできなかったことに使いなさい。
お母さんたちはあなたにできることをしただけで、努力したのはITTIN自身だし、お母さんたちはあなたが本当に頑張ったことを知っている。
あなたが努力して得た知識や資格は、お金では買えない何より大切な、素晴らしいものなのよ。
だからこれからは自分の足で立ってやっていってね。
でも、辛かったり、どうしようもなくなったら帰っておいで。」
とまあこのようなことを言われました。
親が言ったことをまとめたらなんか美談ちっくになりましたが
大学出したんだからあとは自分でなんとかしてwwww
お母さん達もうあんたらにかけるお金ないからwwww
ものは言いようとは言ったもので、つまり結論はこれです。
「仕送り?いらないわよー自分達でどうにかするから。親の老後も介護費も心配しなくていい。
その代わり自分達で使い切るから、遺産とか一切残らないから自分達でやっていってね☆」
「ITTINのお友達は結婚式の費用は自分達で出してるのね!えらいわね~
えっITTINちゃんも結婚したら自分達で式の費用出すって!? えらいわあ~」(←言ってません。相手がいないので)
「もう子供の学費で、細いどころかかじられるスネがないのよ~およよよ…ああ~ITTINの受験料高かったなあ~」
ということを再三言われているわけで、
独身一人暮らしの私はこれからのライフプランとそれにかかるお金を意識せざるを得ないのです。
ブログ開設時当初からトップに「親には頼らぬ」なんて書いてますが、こういう経緯なんですよね。
親の年収や貯蓄に関しては子供の時から一切教えてもらってません。
自分の人生だからこそ 支えていくのは自分です。
当然のこと。 それが特別なことだとは思いません。
あとはこれまでの経験で感じた「お金の本質」ですが…
私が得た知識や資格、職、学生時代の良き思い出、友人。
これらは お金だけあっても、もちろん得られないものです。
しかし同時に、これらの経験はお金がなければ機会すら得ることができなかったのです。
お金とは、経験、知識、友人…
直接は買えないけれど、こういった人生を豊かにするものを得るために使うものなのではないか。
そのためには、やはり備えが必要だと思うのです。
長くなってしまいましたが、コメント者様は一児のパパになるとのことで、しっかりお子さんのことを見据えたマネープランを立てられることをお祈りしております。
長い文章で当然のことを延々と書いてしまった…
まあ深く考えなくても寝て食べてればなんとかなりますよね

にほんブログ村
欲しいものは大体 「よそはよそ、うちはうち」という必殺技 を発動され手に入らないので、自分でお年玉を貯めて買うか クリスマスや誕生日を狙って買ってもらっていました。
投資に触れることのない家庭でしたし、洋服欲しいと言っても「え?この前買ってあげたばかりじゃん(←1年前)」というのもザラでした。
では私はお金がかからない子だったのかと言うと、全くそんなことはありません。
学費にメチャメチャかかりました。
私には中学生くらいの頃からずっと目指していた職業があったのですが、その道を歩むための門は限られていて、アホな私には必要な大学に受かること自体が難関で、しかも高額でした。
10年経っても いまだ、「もうこりごりだ」と 我が家の笑いネタになるほどに必死で勉強しました。
「勉強させてください」と親に頭を下げたのは後にも先にもこれきりですね。
合格通知が届いた時、母親がはしゃぎすぎて私がなだめる羽目になりました。
実家からは通えない距離の大学だったので、壁うっすうすの安いアパートを借りて下宿することになり、相場より安いとはいえここでもお金がかかりました。
アパートの住人は同じ大学の学生ばかりで、〇号室に集合!とアパートの住人同士でワイワイしたり、ノートや過去問を貸し借りしたり、車を持っている人に乗せてもらってドライブに行ったり(金持ち!)。楽しいことがたくさんありました。
大学には楽しくてやさしい人がたくさんいて、一生大事にしたい友達もたくさんできました。
贅沢できるお金はありませんでしたが、本当に人に恵まれた、幸せな学生時代を過ごしたと思います。
「留年したらもう うちはお金出せないからねwww」と本気で言われていたので、これまた勉強、勉強、勉強。
どうにかギリギリで試験に受かり、目指していた職業に就きました。
働き始めて間もない頃、親に「仕事はどう?辞めたくならない?」と聞かれたので、
「いつでも辞めてやる~と思いながら仕事してるよ。
でも今辞めたって、次も同じだと思う。
もう少し続けて、自分の技能と経験を増やして、どこに行っても困らないキャリアができたら考えるよ」
もし結婚するということがあった時のために、再就職先に困らない程度の技能、資格、経験を修得しておくべきだと思い、
そう答えると ほっとした顔をして、親が言いました。
「ITTINはこれで大丈夫だね。お母さん達の役目はこれでやっと終わったよ」
「親の役目? 何それ?」
「ITTINが一人でも稼いで生きていけるようにすることだよ。
お父さんとお母さんが大事だと思ってやってきたのは、子供にお金を残すことじゃなくて、ITTIN自身が知識や経験を身につけて、稼ぐ力、生活できる力をつけるようにすることなんだよ」
「親は、子供より先にいなくなるものだからね。
お金を子供に残したって、生み出す力がなければ残したお金はいつかなくなる。
これでお父さんたちがどうにかなっても、大丈夫。
うちにお金がなくなっても、大丈夫。
ITTINには、自分で稼いで生活できる力があるからね」
「もうお母さんたちは、あんたたちの学費にすねかじられてお金ないからね~。
自分たちの老後の準備をするので精いっぱいなの。
あなたに買ってあげた服は少なかったし、たくさんのお金はあげられなかったね。
よく我慢したね。 ごめんね。
あなたに買ってあげるはずだった洋服のお金は、あなたが自分で稼げるようになるための学費に使ったのよ。
これからは自分で稼いで、好きな洋服やかばん、今までできなかったことに使いなさい。
お母さんたちはあなたにできることをしただけで、努力したのはITTIN自身だし、お母さんたちはあなたが本当に頑張ったことを知っている。
あなたが努力して得た知識や資格は、お金では買えない何より大切な、素晴らしいものなのよ。
だからこれからは自分の足で立ってやっていってね。
でも、辛かったり、どうしようもなくなったら帰っておいで。」
とまあこのようなことを言われました。
親が言ったことをまとめたらなんか美談ちっくになりましたが
大学出したんだからあとは自分でなんとかしてwwww
お母さん達もうあんたらにかけるお金ないからwwww
ものは言いようとは言ったもので、つまり結論はこれです。
「仕送り?いらないわよー自分達でどうにかするから。親の老後も介護費も心配しなくていい。
その代わり自分達で使い切るから、遺産とか一切残らないから自分達でやっていってね☆」
「ITTINのお友達は結婚式の費用は自分達で出してるのね!えらいわね~
えっITTINちゃんも結婚したら自分達で式の費用出すって!? えらいわあ~」(←言ってません。相手がいないので)
「もう子供の学費で、細いどころかかじられるスネがないのよ~およよよ…ああ~ITTINの受験料高かったなあ~」
ということを再三言われているわけで、
独身一人暮らしの私はこれからのライフプランとそれにかかるお金を意識せざるを得ないのです。
ブログ開設時当初からトップに「親には頼らぬ」なんて書いてますが、こういう経緯なんですよね。
親の年収や貯蓄に関しては子供の時から一切教えてもらってません。
自分の人生だからこそ 支えていくのは自分です。
当然のこと。 それが特別なことだとは思いません。
あとはこれまでの経験で感じた「お金の本質」ですが…
私が得た知識や資格、職、学生時代の良き思い出、友人。
これらは お金だけあっても、もちろん得られないものです。
しかし同時に、これらの経験はお金がなければ機会すら得ることができなかったのです。
お金とは、経験、知識、友人…
直接は買えないけれど、こういった人生を豊かにするものを得るために使うものなのではないか。
そのためには、やはり備えが必要だと思うのです。
長くなってしまいましたが、コメント者様は一児のパパになるとのことで、しっかりお子さんのことを見据えたマネープランを立てられることをお祈りしております。
長い文章で当然のことを延々と書いてしまった…
まあ深く考えなくても寝て食べてればなんとかなりますよね

にほんブログ村
- 関連記事
-
- ポイントサイトは本当にノーリスク?
- ATMに行くのがめんどくさい
- 神のいたずら
- マネープランを考え始めるきっかけ
- 大変申し訳ない
- 手相見てもらった
- 禁断の欲求
