禁断の欲求

たまに、独身一人暮らしという身分で抱くにはあるまじき欲求に襲われることがあります。

そう。

ペットが飼いたいと。

犬か猫か。
とりあえずふかふかしたものを。


もふりたい。


もふりたくてたまらない。


帰ったら玄関でおすわりしていたりしたらもう。


現実にはペット（たぶん）不可物件で、仕事で家を空けることもザラにあって、
ペットどころか自分の世話するのも難儀しているくらい時間に余裕がなく、
致命的にも私は動物の毛で小児喘息やったことがあるんですよね。
完治していますが、大人になって犬猫の毛でまた喘息になる可能性もあるわけで。

ふかふかしたいという私のこの願望は妄言なのです。

万が一留守中に何かがあったら。
私が喘息になってしまったら。

命に責任を持てない環境に身を置いている以上はどんな生物であれ飼うわけにはいきません。

「ペット飼ってもいいよ」という理由がいっそ清々しいほどにひとつも見つからないので、今回ももちろんお流れです。


でも、画像を見て癒されるくらいならいいよね。


もふりたい