ひふみ投信とひふみプラスの違いとは?
2015年9月25日の日付にて、過去記事を更新しております。
現在ひふみプラスを購入しています。
購入を検討するにあたり素人なりに疑問が出る点が「ひふみ投信とひふみプラスの違い」です。
どちらが自分に合っているのか判断するために調べてみましたので、どなたかのご参考になれば。
なお、私の見識が合っている保障はないので閲覧は自己責任でお願いします。
現在ひふみプラスを購入しています。
購入を検討するにあたり素人なりに疑問が出る点が「ひふみ投信とひふみプラスの違い」です。
どちらが自分に合っているのか判断するために調べてみましたので、どなたかのご参考になれば。
なお、私の見識が合っている保障はないので閲覧は自己責任でお願いします。
ひふみ投信とひふみプラスは厳密には異なります。
【販売形態と運用内容】
ひふみ投信はレオス・キャピタルワークス株式会社が運用、販売する投資信託。
いわゆる直販型ファンド、独立系投信と言われ、
要は「始めたかったら口座作るから直接申し込んで、本人確認書類送って、いろいろ書類書いてね!」という銀行や証券会社に口座を開く時と同様のめんどくさい手続きが必要です。
ひふみプラスはネット証券などの販売会社を経由して商品を購入するため、取り扱いのある証券会社の口座を持っていればめんどくさい手続きはいりません。
ひふみ投信と同じマザーファンドに投資する投資信託です。
同じマザーなので、ひふみ投信の姉妹ファンドとも言われます。
どういうことかというと顧客(=我々)がひふみプラス(ベビーファンド)に投資した資金が、ひふみ投信と同じマザーファンドに投資され、さらにマザーファンドがそれを投資対象の株式に投資し運用する、という「何回投資する気だよ…」というややこしい方式です。
ファミリーファンド方式と言われます。
というわけで両者の基準価額は異なりますが、運用する母体が同じなので成績自体は良くも悪くも同じです。
両者の基準価額(投信のお値段)を比べる必要はありません。
【コスト】
ひふみ投信コスト:
申込手数料 ・ 換金(解約)手数料 ・ 信託財産留保額:なし
信託報酬 :信託財産の純資産総額に対して年1.0584%(税抜年0.980%)
監査費用 :信託財産の純資産総額に対して年0.0054%(税抜年0.005%)上限は年54万円。
(2015年9月25日現在)
ひふみ投信には「資産形成応援団」という5年以上、10年以上投信を保有継続した顧客に対し、保有年数に応じて信託報酬を一部還元してくれる制度があります。
運用期間が長いほど還元率が高くなりますが、厳密には信託報酬を直接返還してくれるのではなく、還元分の投資信託を買い付けてくれることで実質の還元としているようです。
還元率は投信保有5年で年率0.2%、10年で0.4%に相当する還元率のようですから、見逃せません。
一方ひふみプラスには「資産形成応援団」の恩恵がありません。
ひふみプラスコスト:
申込手数料 ・ 換金(解約)手数料 ・ 信託財産留保額:手数料率は3.24%(税抜き3.00%)を上限として、販売会社が定める料率。
SBI証券で調べたところ、いずれも無料なのでひふみ投信と同じで「なし」と見て良いでしょう。
信託報酬:
信託財産の純資産総額500億円まで 年1.0584%(税抜年0.980%)
信託財産の純資産総額500億円を超える部分 年0.9504%(税抜年0.88%)
信託財産の純資産総額1,000億円を超える部分 年0.8424%(税抜年0.78%)
監査費用:ひふみ投信と同じ
(2015年9月25日現在)
となっており、異なるところは信託報酬です。
ひふみ投信「長く保有してくれたらコストを下げてしんぜよう」
ひふみプラス「保有年数は関係ないけど、皆が買ってファンドが成長すれば信託報酬を下げてやってもいいんだぜ」
ということです。
ひふみ投信もひふみプラスも、「みんなで資金を集めて運用すれば、コスト下げるよ!」というスタンスが見て取れます。
長期投資を見据えている方にとっては、コストに関してはひふみ投信の方が有利と言えます。
(ただ、この子達は株式に投資するアクティブファンドなので、コストはお高い。ひふみ投信/プラスが本当に長期投資向けの商品かどうかは自身で考えて判断してくれ!)
【購入方法・最低投資金額】
ひふみ投信:
自分で好きな時に買い付ける振込購入と、自動引き落としして買い付ける定期定額購入の2種類の購入方法があります。
両者とも購入最低金額は1回につき1万円以上1円単位。 1万円未満の金額は設定不可。
定期購入は1年に1回の引き落としの設定も可能。
振込購入の場合は購入者が指定口座に代金を振り込みしますが、振込手数料は購入者の負担です。
ひふみプラス:
定額購入は500円~1円単位で設定可。
スポット購入(欲しいタイミングで好きなだけ買うこと)は1万円から。
証券口座の資金から買い付けるので振込する必要がなく、コストはかかりません。
ということで利便性や自由度の面では圧倒的にひふみプラスに軍配が上がります。
振込手数料等を踏まえると、ひふみ投信は定期購入向けの商品です。
【まとめ】
運用:同じ
コスト:ひふみ投信(長期保有の場合)
利便性:ひふみプラス
長期保有を前提に、月1万以上のまとまった金額を投資するつもり
⇒ひふみ投信
月1万円未満の金額でコツコツ積み立てたい。資産配分の一部として少額を組み入れたい。
基準価額が下がった時にサッと買い付けたい。口座開設などのめんどくさい手続きをすっ飛ばしたい。口座の管理も楽したい
⇒ひふみプラス
という感じでしょうか?
ひふみは国内外の株式に投資するアクティブファンドです。
私は株式に投資するアクティブファンドはサテライトの扱いなので、毎月積み立ててはいるけれど金額は控えめで、1万円出せません。株式のアクティブファンドにはセゾン投信の達人ファンドにも積み立ててるし。
ということで積立額を5000円にして、1万円以下で積立可能なひふみプラスでしばらく続けております。
まあ、人それぞれ好きなの選んだら良い、ということでご参考になれば。
【販売形態と運用内容】
ひふみ投信はレオス・キャピタルワークス株式会社が運用、販売する投資信託。
いわゆる直販型ファンド、独立系投信と言われ、
要は「始めたかったら口座作るから直接申し込んで、本人確認書類送って、いろいろ書類書いてね!」という銀行や証券会社に口座を開く時と同様のめんどくさい手続きが必要です。
ひふみプラスはネット証券などの販売会社を経由して商品を購入するため、取り扱いのある証券会社の口座を持っていればめんどくさい手続きはいりません。
ひふみ投信と同じマザーファンドに投資する投資信託です。
同じマザーなので、ひふみ投信の姉妹ファンドとも言われます。
どういうことかというと顧客(=我々)がひふみプラス(ベビーファンド)に投資した資金が、ひふみ投信と同じマザーファンドに投資され、さらにマザーファンドがそれを投資対象の株式に投資し運用する、という「何回投資する気だよ…」というややこしい方式です。
ファミリーファンド方式と言われます。
というわけで両者の基準価額は異なりますが、運用する母体が同じなので成績自体は良くも悪くも同じです。
両者の基準価額(投信のお値段)を比べる必要はありません。
【コスト】
ひふみ投信コスト:
申込手数料 ・ 換金(解約)手数料 ・ 信託財産留保額:なし
信託報酬 :信託財産の純資産総額に対して年1.0584%(税抜年0.980%)
監査費用 :信託財産の純資産総額に対して年0.0054%(税抜年0.005%)上限は年54万円。
(2015年9月25日現在)
ひふみ投信には「資産形成応援団」という5年以上、10年以上投信を保有継続した顧客に対し、保有年数に応じて信託報酬を一部還元してくれる制度があります。
運用期間が長いほど還元率が高くなりますが、厳密には信託報酬を直接返還してくれるのではなく、還元分の投資信託を買い付けてくれることで実質の還元としているようです。
還元率は投信保有5年で年率0.2%、10年で0.4%に相当する還元率のようですから、見逃せません。
一方ひふみプラスには「資産形成応援団」の恩恵がありません。
ひふみプラスコスト:
申込手数料 ・ 換金(解約)手数料 ・ 信託財産留保額:手数料率は3.24%(税抜き3.00%)を上限として、販売会社が定める料率。
SBI証券で調べたところ、いずれも無料なのでひふみ投信と同じで「なし」と見て良いでしょう。
信託報酬:
信託財産の純資産総額500億円まで 年1.0584%(税抜年0.980%)
信託財産の純資産総額500億円を超える部分 年0.9504%(税抜年0.88%)
信託財産の純資産総額1,000億円を超える部分 年0.8424%(税抜年0.78%)
監査費用:ひふみ投信と同じ
(2015年9月25日現在)
となっており、異なるところは信託報酬です。
ひふみ投信「長く保有してくれたらコストを下げてしんぜよう」
ひふみプラス「保有年数は関係ないけど、皆が買ってファンドが成長すれば信託報酬を下げてやってもいいんだぜ」
ということです。
ひふみ投信もひふみプラスも、「みんなで資金を集めて運用すれば、コスト下げるよ!」というスタンスが見て取れます。
長期投資を見据えている方にとっては、コストに関してはひふみ投信の方が有利と言えます。
(ただ、この子達は株式に投資するアクティブファンドなので、コストはお高い。ひふみ投信/プラスが本当に長期投資向けの商品かどうかは自身で考えて判断してくれ!)
【購入方法・最低投資金額】
ひふみ投信:
自分で好きな時に買い付ける振込購入と、自動引き落としして買い付ける定期定額購入の2種類の購入方法があります。
両者とも購入最低金額は1回につき1万円以上1円単位。 1万円未満の金額は設定不可。
定期購入は1年に1回の引き落としの設定も可能。
振込購入の場合は購入者が指定口座に代金を振り込みしますが、振込手数料は購入者の負担です。
ひふみプラス:
定額購入は500円~1円単位で設定可。
スポット購入(欲しいタイミングで好きなだけ買うこと)は1万円から。
証券口座の資金から買い付けるので振込する必要がなく、コストはかかりません。
ということで利便性や自由度の面では圧倒的にひふみプラスに軍配が上がります。
振込手数料等を踏まえると、ひふみ投信は定期購入向けの商品です。
【まとめ】
運用:同じ
コスト:ひふみ投信(長期保有の場合)
利便性:ひふみプラス
長期保有を前提に、月1万以上のまとまった金額を投資するつもり
⇒ひふみ投信
月1万円未満の金額でコツコツ積み立てたい。資産配分の一部として少額を組み入れたい。
基準価額が下がった時にサッと買い付けたい。口座開設などのめんどくさい手続きをすっ飛ばしたい。口座の管理も楽したい
⇒ひふみプラス
という感じでしょうか?
ひふみは国内外の株式に投資するアクティブファンドです。
私は株式に投資するアクティブファンドはサテライトの扱いなので、毎月積み立ててはいるけれど金額は控えめで、1万円出せません。株式のアクティブファンドにはセゾン投信の達人ファンドにも積み立ててるし。
ということで積立額を5000円にして、1万円以下で積立可能なひふみプラスでしばらく続けております。
まあ、人それぞれ好きなの選んだら良い、ということでご参考になれば。
